真夜中の王国

真夜中の王国

「真夜中の王国」（まよなかのおうこく）は、1994年4月から2004年3月までの約10年間にわたり、NHK BS2で放送されたテレビ番組です。この番組は、特に若者をターゲットにした内容が多く、多様なテーマを扱いました。

放送の始まりと概要

初めて放送されたのは1994年4月4日で、当初は一週間ごとに特定のテーマを取り上げる若者向け特集番組として位置づけられていました。特に1996年度以降は曜日ごとに異なる司会者が登場し、トークを中心にした構成へと変化していきました。この変化により、番組は視聴者との双方向的なコミュニケーションを重視するようになり、より親しみやすい内容へと進化しました。

番組名の変遷

番組タイトルは何度か変更され、以下のような名称で視聴者に親しまれました。

• - BSヤングナイト・真夜中の王国（1994年4月 - 1995年3月）
• - 真夜中の王国（1995年4月 - 1998年4月3日）
• - 新・真夜中の王国（1998年4月7日 - 2003年3月）
• - 真夜中の王国03（2003年3月31日 - 2003年12月）
• - 真夜中の王国04（2004年1月 - 2004年3月18日）

これらの名前には、それぞれの時代や内容に応じた新しい試みが反映されています。

エンターテインメントニュース

1994年10月には「エンターテインメントニュース」として独立した番組が開始され、1998年度からは「新・真夜中の王国」の一部として引き続き放送されました。このエンターテインメントニュースは、音楽や映画、芸能人の最新情報を提供し、視聴者の興味を引きました。

放送時間（独立番組時代）

• - BSエンターテインメントニュース（1994年10月3日 - 1995年3月）
• - エンターテインメントニュース（1995年4月 - 1998年4月3日）

放送時間は、月曜日から金曜日の23:15から下校後の23:30、1996年度からは24:00から24:15に変更され、観る時間帯についても工夫がされました。

歴代テーマソング

この番組では、さまざまな音楽がテーマソングとされ、視聴者の印象に残っています。

• - オープニングテーマ:

- 「傘と電話機」/ LONG VACATION
- 「War Dance for Wooden Indians」
- 「ここにいること」/ Rubii
- 「Shiny, Windy-Day」/ Roboshop Mania（木曜日のみ）
- 「Little Trip」/ Hysteric Blue
- 「羽根」/ GRAPEVINE
- 「BAD COMPANY」/ rough laugh
- 「RIVER SOUL」/ the autumn stone
- 「東京湾」/ Hermann H.& The Pacemakers

• - エンディングテーマ:

- 「Strange Days」/ カーネーション（月曜日のみ）
- 「はなれ ばなれ」/ クラムボン
- 「ありったけの愛」/ THEATRE BROOK
- 「BOARD GAME」/ DOG HAIR DRESSERS
- 「Around」/ LU⊃A

結論

「真夜中の王国」は、その時代の若者文化を反映しつつ、多彩なコンテンツを通じて視聴者とのつながりを深めた番組でした。放送終了から数年が経過しましたが、その影響は今でも色濃く残っています。多くの人々にとって、心に残るテレビ番組の一つといえるでしょう。

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