真木蛍五

真木 蛍五 - 漫画家の軌跡

真木 蛍五（まき けいご）は、日本の漫画界において注目を浴びる若手漫画家です。彼の作品『可愛いだけじゃない式守さん』は、2020年に「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で9位、さらに「次にくるマンガ大賞」ではWEB部門で5位に輝き、多くの読者に支持されています。

幼少期からの影響と趣味

真木は子供の頃から絵を描くことが好きで、特に布団の上にうつ伏せで描くスタイルが彼のお気に入りでした。彼の漫画への情熱は、父が読んでいた『バガボンド』や『クロサギ』、『ドラゴンヘッド』などの影響を受けながら育まれました。また、最近では『モブサイコ100』やラブコメ代表作の『いちご100%』が彼の好みに深く結びついています。

音楽が大好きで、作品創りには欠かせない存在で、特にお気に入りの曲を見つけることができないと創作活動に影響が出ることを悩みの種にしています。好きな食べ物は白米で、シンプルな食事を好むようです。

学生時代と漫画家を目指す経緯

真木は高校時代、自分の聴くスキルを活かし臨床心理士になることを夢見ていました。そのため、心理学の本を読んだり、専門学校の情報を調べていましたが、却って多くの数字を扱う必要性や、収入の不安定さに直面し、すぐに夢を諦めました。彼は「漫画家の方が生活が安定するかもしれない」と思い、漫画を描く道へ進みました。

高3の夏、AO入試で専門学校に進学し、暇を持て余す日々を送る中で「漫画を描こう」と思いつき、日々漫画制作に没頭しました。専門学校に入学後、描いた漫画を見せると、教師から「応募していないの？」と驚かれ、慌てて編集部へ持ち込むことにしました。しかし、編集者に半年間も放置されることとなり、別の出版社へ持ち込むと、「こちらで頑張ってくれ」と前向きにアドバイスをもらい、再び『マガジン』へ挑戦することを決意しました。真木は当時、自分の画力に自信がなく、『亜人』を模写して技術を磨く日々を送りました。

代表作と連載経歴

2017年には『マガジンポケット』で『木星少女流星群』を連載し、その後2019年から2023年までの間に『可愛いだけじゃない式守さん』の連載を行いました。これは彼の代表作として多くのファンに支持され、2025年には新作『ナキナギ』の連載も開始が予定されています。

作品リスト

連載作品

• - 木星少女流星群（原作：木戸朋生）

- 『マガジンポケット』2017年11月 - 2018年5月

• - 可愛いだけじゃない式守さん

- 『マガジンポケット』2019年2月 - 2023年2月

• - ナキナギ

- 『マガジンポケット』2025年4月から

読み切り作品

• - カナン様はあくまでチョロい
• - SeaWITCH

真木蛍五は、今後も新しい作品を生み出し続け、日本の漫画界における独自の視点と才能でファンを魅了していくことでしょう。何よりも彼の作品には、彼自身の個性が光り、読者にとっても特別な体験を提供しています。未来が楽しみな漫画家の一人です。

もう一度検索