真衣ひなの

真衣ひなの：宝塚歌劇団からマルチな活躍へ

真衣ひなの（まい ひなの）さんは、1992年3月3日生まれの日本の女優です。宝塚歌劇団星組出身で、その華麗な経歴と退団後の多様な活動が注目を集めています。愛称は「ひなモン」、「まほっほー」、「ぐろっしー」など親しみやすい呼び名で親しまれています。

滋賀県草津市出身の真衣さんは、草津市立草津中学校を卒業後、宝塚音楽学校に入学。2009年、宝塚歌劇団に95期生として入団しました。入団時の成績は39番。初舞台は宙組公演『薔薇に降る雨／Amour それは…』でした。その後、星組に配属され、数々の舞台で活躍します。

星組在籍中は、『太王四神記 Ver.II』、『ハプスブルクの宝剣』『BOLERO』、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』など、多くの代表作に出演。新人公演では重要な役を演じるなど、実力派娘役として頭角を現しました。『オーシャンズ11』、『ロミオとジュリエット』、『風と共に去りぬ』など、大劇場公演だけでなく、バウホール公演や全国ツアーにも多数出演し、幅広い役柄に挑戦しました。特に『ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-』では王女マリー・テレーズ役を好演し、高い評価を得ました。

2016年6月19日、『こうもり／THE ENTERTAINER!』東京公演千秋楽をもって宝塚歌劇団を退団。

退団後は、女優として舞台を中心に活躍する傍ら、司会業やイラストレーターとしても才能を発揮しています。さらに、「こころの発達アテンダント」認定講師資格を取得するなど、その活動は多岐に渡ります。

退団後の主な舞台出演作品としては、『REVUE OF THE DREAM』、『SPRING JUBILEE』、『居酒屋「夢の郷」殺人事件』シリーズ、『まじかるすいーとプリズム・ナナ』、『いつかまた逢える』シリーズ、『ファミ☆レス〜幸福のレシピを求めて〜』、『あした天使になあれ2022』などがあります。これらの舞台で、真衣さんは主演や重要な役を数多く務め、確かな演技力と存在感を示しています。

宝塚歌劇団時代には、2010年度レッスン奨励賞を受賞するなど、高い評価を受けていました。

身長163cm、血液型O型。公式プロフィール、ブログ、X（旧Twitter）、Instagram、YouTubeチャンネルなど、多様な媒体でファンと交流しています。

真衣ひなのさんは、宝塚歌劇団での経験を土台に、女優として、そして多様な分野で活躍する稀有な存在です。今後の活躍からも目が離せません。

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