矢代直美

矢代直美（やしろ なおみ、1977年12月30日 - ）は、茨城県出身の元バスケットボール選手で、ポジションはセンターでした。

経歴

矢代選手は、高萩市立高萩中学校、日立女子高校（現:明秀学園日立高校）を経て日本体育大学に進学。大学在学中にはユニバーシアード代表にも選出され、その才能を発揮しました。

大学卒業後の2000年、日本航空（JAL）にフライトアテンダント（客室乗務員）として入社。同時に、JALのバスケットボール部に所属し、選手としてのキャリアをスタートさせました。1シーズン目からその実力を発揮し、新人王を獲得。その後も、02-03シーズンにはフリースロー王に輝くなど、数々の個人タイトルを獲得しました。

日本代表としても活躍し、2002年の世界選手権やアテネオリンピックに出場。アテネ五輪代表メンバーの中では、唯一の4年制大学卒業生でした（短大卒を含めるとJALのチームメイトだった薮内夏美（現三菱電機コアラーズAC）もいました）。2007年にもアジア選手権の代表に選ばれるなど、長年にわたり日本代表として活躍しました。

2009年には、選手兼任アシスタントコーチに就任し、チームの指導にも携わりました。しかし、2011年にチームが廃部となったため、現役を引退。引退後は客室乗務員としての業務に専念しました。

2015年に結婚し、北海道札幌市で生活を始め、長女と長男を授かりました。2021年4月には、夫の転勤に伴い室蘭市へ転居しています。

プレースタイル

センターとしての体格を生かしたインサイドでのプレーを得意としていました。また、フリースローの精度が高く、勝負強い一面も持ち合わせていました。

主な経歴

日立女子高校
日本体育大学
日本航空（2000年〜2011年）

日本代表歴

1999年 ユニバーシアード
2002年 世界選手権
アテネオリンピック
2007年 アジア選手権

関連人物

薮内夏美：日本航空時代のチームメイト

矢代直美は、バスケットボール選手として輝かしい実績を残す一方で、客室乗務員としてもプロフェッショナルな仕事ぶりを見せるなど、多才な才能を発揮した人物です。引退後は、家庭を築き、新たな生活を送っています。

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