矢嶋由菜

矢嶋 由菜

矢嶋 由菜（やじま ゆな、2006年9月13日 - ）は、日本の多才なパフォーマーです。ダンサーとしてキャリアをスタートさせ、現在は歌手、俳優、タレントとしても活動の場を広げています。千葉県出身で、スターダストプロモーション第三事業部に所属。

現在は男女混合グループONE LOVE ONE HEARTのメンバーとして活動しており、グループ内での存在感を発揮しています。ONE LOVE ONE HEART結成以前は、同じく男女混合グループであったDAN⇄JYOに所属し、ダンサーとしてグループを支えていました。

キャリアの軌跡

矢嶋由菜のキャリアは、2018年8月29日に東京国際フォーラムで行われたEBiDAN関連のイベント「夢と涙のD7 ～ROAD TO EBiDAN THE LIVE 2018～」でのオープニングアクトにて、DAN⇄JYOの一員として公に姿を現したことから始まりました。当初からグループではダンサーを担当。約2年間の活動を経て、DAN⇄JYOは2020年12月31日をもって活動を終えました。

DAN⇄JYOの活動終了後、2021年には単独でのイベント出演機会も得ました。10月17日の「女・組長祭2021」や、12月18日の「ALTERNATIVE MUSIC EXPRESS vol.3」といったイベントに参加し、表現者としての経験を積んでいきます。

そして2022年1月28日、スターダストプロモーションとエイベックスによる初の共同プロジェクトとして立ち上げられた「次世代進化系プロジェクト」のオーディション合格者によって結成された男女混合グループ、ONE LOVE ONE HEARTの結成メンバーとして選ばれます。同日にYouTubeで公開されたStarting Dance Video「YOUTH」を通じて、新たなグループでの活動を開始しました。

グループ活動と並行して、俳優としての才能も開花させています。2024年3月末には、Rakuten TVで生配信されたドラマ『リトライ、青春！』に野村香織役で出演。さらに2025年5月4日からBS12 トゥエルビで放送が始まったテレビドラマ『六月のタイムマシン』では、主要キャストの一人である乾茜役を務めています。このドラマのエンディング主題歌には、ONE LOVE ONE HEARTの楽曲「星の証明」が起用されており、その配信限定シングルのジャケットには彼女の横顔のイラストが大きく描かれるなど、グループと個人の活動が結びつく注目すべき展開も見せています。

その他にも、2019年にはロイ-RöE-の楽曲「ひみつのアッコちゃん covered by ロイ-RöE-」のミュージックビデオに出演したり、2020年にはマンダムのCM「ルシード 薬用リンクルフォースクリーム」に登場するなど、幅広い分野で活動を展開しています。また、2022年には舞台『オノマトペ』Vol.1およびVol.2にも出演し、矢田芽衣役を演じました。

人物・エピソード

矢嶋由菜は、多趣味で活動的な一面を持っています。趣味としては、料理動画やドラマ、映画を鑑賞すること、そして漫画を読むことを挙げています。

特に特技はアクロバットとダンスです。アクロバットは6歳から習い始め、バク転、側宙、転宙といった高度な技を習得しており、バク転に至っては10回連続でこなせるほどの実力を持っています。ダンスで培われた身体能力が、アクロバットの習得にも活かされていると言えるでしょう。

座右の銘は「恩送り」。受けた恩を直接返すのではなく、別の人に送ることで恩が循環していくという考え方を大切にしています。

ONE LOVE ONE HEARTのメンバーである飯塚瑠乃とイーチは、彼女が所属していたDAN⇄JYOでも共に活動した旧知の仲です。また、DAN⇄JYOで同じくダンサーを担当していた桜木心菜さん（私立恵比寿中学メンバー）とも親交が深く、共に韓国旅行に出かけるなど、グループ活動終了後も良い関係を築いています。

同じスターダストプロモーションに所属するアイドルグループ、超ときめき♡宣伝部のファンであることを公言しており、その熱意は「宣伝部員」を自称するほどです。

2024年に行われた事務所の合同イベント出演に際して行われたMBTI診断では、ENFP（広報運動家型）という診断結果が出ています。

ダンサーとしてそのキャリアをスタートさせ、グループでの音楽活動を経て、近年はテレビドラマ出演など俳優としても目覚ましい活躍を見せる矢嶋由菜。その確かな実力と幅広い表現力で、今後のさらなる活躍が期待されるパフォーマーです。

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