矢野安崇

矢野安崇のプロレス人生

矢野安崇（やの やすたか）は、2000年8月10日に愛媛県今治市に生まれた日本の男性プロレスラーです。彼はB型で、愛媛県立今治工業高等学校に通い、そこでレスリング部に所属していました。彼のレスリングの才能は高校時代に顕著で、80kg級で全国高校総体に出場した実績があります。

プロレスの道に進むことを決めた矢野は、2019年3月にプロレスリング・ノアに入門しました。そして、約1年7か月の厳しい練習生生活を経て、2020年10月28日に後楽園ホール大会で岡田欣也との試合でプロレスラーとしてのデビューを果たしました。このデビューは、ノアにとって約2年ぶりの生え抜き新人の誕生を意味しました。

デビューした矢野は、2022年1月8日に開催された『WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ』で、新日本プロレスのヤングライオン藤田晃生とのシングルマッチに臨み、引き分けという結果になりました。この試合は、彼のキャリアにおいて重要な位置を占めています。

しかし、矢野のキャリアは簡単なものではありませんでした。2023年4月16日に予定されていたゼビオアリーナ仙台大会への出場が突然欠場となり、その後、4月9日の高岡大会以来試合に出場しなくなりました。そして、6月1日に岡田とともにノアから契約解除されたことが発表されました。

契約解除後、矢野は無所属としてのプロレスラー活動を続けましたが、2023年10月20日、逮捕されるという衝撃的な事件が発生しました。彼はノア仙台大会当日の未明に、仙台市内で20代の女性に対してわいせつ行為をしたとして逮捕されました。矢野は12月16日にTwitterを更新し、逮捕について謝罪し、不起訴処分になったことを報告しました。

その後、矢野はメキシコに活動拠点を移し、覆面レスラー「KURAMA」として新たなスタートを切ります。彼はみちのくプロレスに所属していたKUUKAIこと川村興史とのタッグで活動し、再びプロレス界に復帰しますが、多くの困難を乗り越えてきた彼の姿勢は道筋を切り開いていくものでした。

2024年8月19日、彼はコントラ・マッチでの敗北を経て、素顔を明かすことになりました。このように、矢野安崇は様々な挑戦を経て、プロレスラーとして成長し続けています。彼の今後の動向にも目が離せません。

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