藤田晃生

藤田 晃生のプロフィールと経歴

藤田晃生（ふじた こうせい）は、2002年7月14日生まれの日本のプロレスラーで、新日本プロレスに所属しています。愛媛県新居浜市で育ち、非常に若いながらも目覚ましい成績を収めた選手です。プロレスデビューを果たしたのは2021年で、以来、着実にキャリアを積んでいます。

デビュー以前の背景

高校時代にアマチュアレスリングに取り組み、2019年にはJOC中国・四国大会の71キロ級で優勝するなど、アスリートとしての才能を磨いてきました。2020年の12月には新日本プロレスの新弟子テストに合格し、2021年4月から道場でトレーニングを始めました。

ヤングライオン時代

初期の試合

2021年8月24日、後楽園ホール大会で同期の大岩陵平とのデビュー戦を行いました。この試合は引き分けに終わりましたが、プロレスラーとしての第一歩を踏み出した瞬間でした。翌年の2022年3月にはNEW JAPAN CUPに初出場し、YOSHI-HASHIとの対戦で敗北を喫しましたが、その経験は彼の成長に欠かせないものでした。

初勝利

同年4月16日には全日本プロレスの井上凌との試合でギブアップ勝ちを収め、シングルマッチでの初勝利を達成。その後も数々の試合に出場し、自身のスキルを磨いていきます。7月9日には全日本プロレスにも出場し、タイガーマスクとのタッグで勝利を収めました。

タッグ大会での活躍

2022年の後半には、タッグ戦を中心に活動し、数回の試合で勝利を掴みました。ザック・セイバーJr.の影武者として登場したり、他のレスラーとのコラボレーションを通じてさらなる経験を積んでいきました。

2023年の活動

1月にはTMDKに加入し、その後の試合で小沢大嗣を相手にギブアップ勝ちを収めるなど、さらなる飛躍を遂げました。特に、全日本プロレスの後楽園ホール大会や国立代々木競技場など、数多くのステージでの試合が注目されています。特に5月26日に行われた試合での外道選手との対決では、見事なフォール勝ちを収めました。また、6月9日にはザックとのタッグでギブアップ負けを喫しましたが、これは彼にとって貴重な経験となりました。

ヤングライオン卒業

2023年8月にはヤングライオンの卒業を宣言し、今後の海外遠征を計画しています。これにより、さらなる国際的な舞台での経験を積むことが期待されます。

主な技

藤田の得意技の一つに「Abandon Hope」があります。これはブレーンバスターの体勢で相手を抱え上げ、横にひねりながら後方に倒し、相手の顔を右肩に叩きつける技です。この技は小橋建太の『ブラック・クラッシュ』に触発されています。さらに、ネ申スペシャルという技もあり、これはロメロ・チンロックを使った技です。最初に披露した試合では勝利を収め、その名を広めました。

これからの藤田晃生の活躍に、ますます目が離せません。彼の成長とともに新たなプロレスシーンが幕を開けることでしょう。

もう一度検索