石井亜海

石井 亜海のプロフィールと戦歴

石井 亜海（いしい あみ）は、2002年12月11日生まれの日本の女子レスリング選手で、群馬県出身です。彼女は68kg級の選手として知られ、数多くの大会で輝かしい戦績を残しています。彼女のレスリング人生は、おおたアカデミーでのトレーニングから始まりました。

競技キャリアのスタート

石井は小学生時代から才能を発揮し、大泉町立北小学校に在籍中の2012年から2014年にかけて全国少年少女レスリング選手権大会で3連覇を達成しました。この成功は、彼女の競技者としての道を切り開く第一歩となりました。彼女は中学校に進学すると、大泉町立北中学校の3年生の際に全国中学生選手権57kg級で準優勝を果たし、さらに全国中学選抜選手権では優勝を飾っています。

高校時代の活躍

高校は安部学院高等学校に進学し、1年生のときにはJOC杯カデットの部61kg級とインターハイ62kg級でそれぞれ優勝。2年生の際にはインターハイ準優勝を経験しつつ、ジュニアクイーンズカップカデットの部とアジアカデット選手権65kg級での優勝も果たしました。また、全日本選手権62kg級でも優勝し、彼女の存在が広く知られるようになったのです。

大学進学と国際舞台への挑戦

2021年、育英大学に進学し、1年目にジュニアクイーンズカップジュニアの部65kg級と全日本学生選手権68kg級で勝利を収めました。しかし、彼女の道は常に平坦ではなく、全日本選手権では2位となり、その後の全日本選抜選手権での優勝により、世界選手権の代表に選ばれました。そこで彼女は決勝に進出しましたが、東京オリンピック金メダリストと対戦し、残念ながら2位に終わりました。

強さを証明

その後も石井は全日本選手権で65kg級の世界チャンピオンと対戦し、見事な勝利を収めるなど、実力を示し続けています。2023年にはアジア選手権や全日本選抜選手権でも優勝し、国際大会でも5位入賞するなど着実に成長しています。

目指すはオリンピック

2024年には全日本選抜選手権の72kg級にも出場し、勝利を手にした石井。やがて訪れるパリオリンピックの代表争いに挑むため、全日本選手権で優勝する必要がある年となりますが、彼女はすでに多くの経験を積んでおり、選手としての実績も申し分ありません。

主な戦績

• - 2012年-2014年: 全国少年少女レスリング選手権大会 3連覇
• - 2017年: 全国中学生選手権 2位（57kg級）、全国中学選抜選手権 優勝（57kg級）
• - 2018年: JOC杯カデットの部 優勝（61kg級）、インターハイ 優勝（62kg級）
• - 2019年: ジュニアクイーンズカップカデットの部 優勝（65kg級）、アジアカデット選手権 優勝（65kg級）、全日本選手権 優勝（62kg級）
• - 2021年: ジュニアクイーンズカップ ジュニアの部 優勝（65kg級）、全日本学生選手権 優勝、全日本選手権 2位
• - 2022年: 全日本選抜選手権 優勝、世界ジュニア選手権 優勝、全日本選手権 優勝
• - 2023年: アジア選手権 優勝、全日本選抜選手権 3位、世界選手権 5位
• - 2024年: 全日本選抜選手権 優勝（72kg級）、U-23世界選手権 優勝、世界選手権 優勝（72kg級）

今後も彼女の活躍から目が離せません。

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