石山麻弥

石山麻弥 - 日本の柔道家

石山麻弥は1988年に茨城県で生まれた日本の柔道家であり、78kg超級の選手として知られています。彼女は身長161cm、体重96kgの体格を持ち、主に右組みによって戦い、得意技は大内刈です。武道の道を歩み始めたのは6歳の頃で、石下体育協会柔道部で初めての一歩を踏み出しました。

学生時代の実績

彼女の柔道人生は中学校から始まり、石下西中学を経て水戸葵陵高校に進学します。高校時代の2年生の時には、インターハイの78kg超級決勝で立山真衣に惜しくも敗れ、2位に輝きました。この年から4年間、全日本ジュニアでも3位を記録し続け、将来を期待される選手となりました。3年生の時にはアジアジュニア選手権でも3位に入賞し、着実に実力を伸ばしていきました。

帝京大学に進学すると、同級生には後のオリンピック金メダリスト松本薫がいます。大学1年目には学生体重別選手権で立山に敗れ2位となり、世界学生選手権で3位を獲得しました。2年目には優勝大会で2位、学生体重別選手権で3位に入賞。3年目も同じような成績を収め、特に講道館杯では決勝に進出したものの、杉本美香に敗れ、またしても2位に止まりました。さらに、青島国際大会の78kg超級では2位に留まったものの、無差別では優勝を果たしました。4年生になると体重別選手権で3位に入り、チームとしての優勝に貢献するなど、チームプレイヤーとしても力を発揮しました。

実業団選手としての時代

2010年、石山は本田技研工業関連の丸順に所属し、実業個人選手権で優勝を果たしました。続く世界団体選手権でも、3位決定戦に出場し、ブラジルの選手を下して見事に3位を獲得しました。しかし、翌年の体重別選手権では杉本に敗北し2位に終わり、個人戦無差別のユニバーシアードでも2位に輝く一方、団体戦では優勝を達成しました。このように多くのタイトルや成績を収めていきますが、残念ながら世界選手権無差別代表に選ばれるもケガのため出場を果たせませんでした。

2012年、岐阜県チームの一員として国体の成年女子の部に出場し、準決勝で兵庫県の選手に敗れ、最終的には3位決定戦でも山部に敗北し5位に止まりました。

主な戦績

石山の主な競技成績は以下の通りです。

• - 2004年 - インターハイ 2位
• - 2004年 - 全日本ジュニア 3位
• - 2005年 - インターハイ 3位
• - 2006年 - アジアジュニア 3位
• - 2007年 - ロシアジュニア国際 優勝
• - 2009年 - 優勝大会 優勝
• - 2010年 - 実業個人選手権 優勝
• - 2011年 - ユニバーシアード 個人戦無差別 2位、団体戦 優勝

このように、石山麻弥は日本の柔道界において多くの成果を残し続け、未来の柔道家たちにとっての手本となる存在です。彼女の努力と情熱は、多くの人々に影響を与えています。

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