石川慈

石川慈（いしかわ めぐみ）

プロフィール

出身地: 愛知県名古屋市
生年月日: 1988年11月26日
階級: 57kg級
身長: 168cm
得意技: 大外刈、寝技
組み手: 右組み
段位: 五段
血液型: A型

経歴

石川慈は、父親が柔道指導者であった影響で、小学校3年生の時に柔道を始めた。亀崎中学に進学後、一時柔道を辞めようとしたが、試合での敗北を機に柔道を続けることを決意。中学3年時には全国中学校柔道大会で5位入賞を果たした。

オリンピック金メダリストである谷本歩実の出身校として知られる桜丘高校に進学し、寮生活を送りながら柔道に打ち込んだ。高校3年時にはインターハイで2位の成績を収めた。

帝京大学法学部に進学後も柔道を続け、全日本ジュニアで2位、優勝大会で3位などの成績を残した。大学3年時には、松本薫らとともに優勝大会で帝京大学の優勝に貢献。個人としても学生体重別と講道館杯で3位に入賞した。

2011年、コマツに所属。ユニバーシアード個人戦では、決勝で韓国の金ジャンディを破り優勝。団体戦でも全試合寝技で勝利し、チームの優勝に貢献した。同年には実業個人選手権でも優勝を果たした。講道館杯では、決勝で世界チャンピオンである松本薫に勝利し優勝。その容姿から「クールビューティー」とも評された。グランドスラム・東京では2回戦で敗退。

2012年、ワールドカップ・チェジュで優勝。2013年には、ヨーロッパオープン・オーバーヴァルトで5試合全てを寝技で一本勝ちし優勝。アジア選手権でも全試合寝技で一本勝ちし優勝を果たした。ワールドコンバットゲームズ団体戦では、世界チャンピオンのラファエラ・シルバを破り、チームの優勝に貢献。講道館杯では3位入賞。

2014年、実業個人選手権で2年連続3度目の優勝を飾る。講道館杯では決勝で敗れ2位。

2015年、地元名古屋で開催された東アジア選手権で個人・団体ともに優勝。講道館杯では4年ぶり2度目の優勝を果たした。

2016年、選抜体重別では決勝で敗れ2位。グランプリ・ウランバートルでは2位。講道館杯では優勝。

2020年3月に現役を引退。引退後は渡米し、グローバル・キッズ・柔道・ネットワークを立ち上げ、シカゴで柔道指導にあたっている。

戦績

2003年 - 全国中学校柔道大会 5位
2006年 - インターハイ 2位
2007年 - ロシアジュニア国際 3位
2007年 - 全日本ジュニア 2位
2008年 - 優勝大会 3位
2009年 - 優勝大会 優勝
2009年 - 体重別団体 2位
2010年 - 優勝大会 3位
2010年 - 学生体重別 3位
2010年 - 体重別団体 2位
2010年 - 講道館杯 3位
2011年 - 実業団体 2位
2011年 - ユニバーシアード 個人戦・団体戦 ともに優勝
2011年 - 実業個人選手権 優勝
2011年 - 講道館杯 優勝
2011年 - グランプリ・アムステルダム 3位
2012年 - 実業団体 優勝
2012年 - 実業個人選手権 2位
2012年 - ワールドカップ・ウランバートル 2位
2012年 - 講道館杯 3位
2012年 - ワールドカップ・チェジュ 優勝
2013年 - ヨーロッパオープン・オーバーヴァルト 優勝
2013年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
2013年 - アジア選手権 優勝
2013年 - 実業個人選手権 優勝
2013年 - ワールドコンバットゲームズ 団体戦 優勝
2013年 - 講道館杯 3位
2014年 - 実業団体 優勝
2014年 - 実業個人選手権 優勝
2014年 - ヨーロッパオープン・グラスゴー 優勝
2014年 - 講道館杯 2位
2015年 - 実業団体 2位
2015年 - 東アジア選手権 個人戦・団体戦 ともに優勝
2015年 - 実業個人選手権 3位
2015年 - 講道館杯 優勝
2016年 - 選抜体重別 2位
2016年 - グランプリ・ウランバートル 2位
2016年 - 実業個人選手権 2位
2016年 - 講道館杯 優勝
2016年 - グランドスラム・東京 5位
2017年 - 国体 3位
2018年 - 実業個人選手権　3位
2018年 - 講道館杯 3位
2019年 - 実業団体　優勝

出典: JudoInside.com

外部リンク

石川慈 - JudoInside.com (英語)
石川慈 - 国際柔道連盟 (英語)

もう一度検索