石川球太

石川球太（いしかわ きゅうた、本名：石川輝義、1940年1月16日 - 2018年10月15日）は、日本の漫画家であり、石川輝義（いしかわ てるよし）、石川球人（いしかわ きゅうと）といった名義でも作品を発表していました。神奈川県横浜市出身で、横浜市立磯子小学校を経て、関東学院高等学校を中退後、漫画家の道へ進みました。


初期には、鈴木光明、うしおそうじに師事し、『漫画少年』の投稿欄で常連入選者となり、1955年1月に本名の石川輝義名義で「珍消防隊」を『漫画少年』に掲載してデビューを飾りました。1956年4月には、初の単行本となる貸本『ななし野ものがたり』を漫映出版社から刊行しました。


1957年からは数年間、永島慎二、杉村篤、中城けんたろう、安松健夫とともに「むさしの漫画ぷろだくしょん」を結成し、漫画制作に取り組みました。1966年には『週刊少年マガジン』で連載された「牙王」が代表作となり、以降は動物漫画を中心に執筆活動を展開しました。独特な画風とストーリーテリングで、多くの読者を魅了しました。


2018年10月15日、東京都国立市の自宅で病気のため78歳で逝去しました。


作品一覧

石川球太は、1950年代から2000年代にかけて幅広い年代で作品を発表しました。具体的な作品リストは以下の通りです。

1950年代
珍消防隊（1955年、漫画少年）
ななし野ものがたり（1956年、漫映出版社）
1960年代
牙王（1966年、週刊少年マガジン）
1970年代
芋虫（1970年、谷口ジローと連名）
巨人獣（1971年、谷口ジローと連名）
白魔人（1972年、谷口ジローと連名）
1980年代
（詳細な作品リストは不明）
1990年代
（詳細な作品リストは不明）
2000年代
（詳細な作品リストは不明）
発表年不明作品
（詳細な作品リストは不明）
選集
（詳細な作品リストは不明）

余聞

2012年に開催された「びっくりどんぐり奇想天外 杉浦茂のとと？展」では、杉浦茂へのトリビュート作品を出展しました。


アシスタント

漫画家の谷口ジローは、1966年から数年間、石川球太のアシスタントを務めていました。谷口ジローは、石川球太と連名で『芋虫』、『巨人獣』、『白魔人』などの作品を発表しています。


関連書誌

「石川球太大特集」『少年なつ漫王』第27号、アップルBOXクリエート、東京、1999年10月20日。

脚注

注釈
（具体的な注釈は不明）
出典
（具体的な出典は不明）
外部リンク
（具体的な外部リンクは不明）


石川球太の漫画家としての足跡は、日本の漫画史において重要な位置を占めており、その作品は今も多くのファンに愛されています。

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