石川県西部緑地公園陸上競技場

石川県西部緑地公園陸上競技場について

石川県西部緑地公園陸上競技場（いしかわけんせいぶりょくちこうえん りくじょうきょうぎじょう）は、金沢市に位置する陸上競技場で、スポーツやイベント開催の場として広く利用されています。本競技場は石川県が所有しており、一般財団法人石川県県民ふれあい公社が運営および管理を行っています。特に、陸上競技だけでなく、サッカーやラグビーなどの球技場としても使用されています。

歴史

この競技場は1985年に全国高校総合体育大会（インターハイ）のメイン会場として初めて大規模なイベントを迎えました。その後も、1991年には第46回国民体育大会（石川国体）や全国身体障害者スポーツ大会のメイン会場として選ばれました。1995年にはJリーグ公式戦開催のためにナイター照明設備が設けられ、1997年には観客席が改善され、大型映像装置も設置されました。

2002年には日本陸上競技選手権大会が行われ、2008年には大規模な音楽イベント「a-nation」やラグビートップリーグが初めて開催されました。2013年から2014年にかけては改修工事が行われ、サッカーコート用のエリアやドーピング検査室が新たに設置されました。2016年には芝の張り替え工事が行われ、そのために一部試合は別の競技場で開催されることもありました。2018年には大型映像装置が更新され、さらに迫力のある映像を提供できるようになりました。

主なイベント

競技場では、様々な陸上競技イベントやサッカーの公式戦が行われています。主な陸上競技としては、石川県陸上競技選手権大会や高等学校陸上競技対校選手権大会が開催されています。また、シーズンごとにツエーゲン金沢のホームゲームも行われており、市民にとって親しまれている場所となっています。加えて、ジャパンラグビートップリーグやその他のスポーツイベントも定期的に実施されており、多様なスポーツに対応した施設と言えるでしょう。

施設概要

この競技場は、日本陸上競技連盟によって第1種公認を受けており、400mのトラックを持ち、9レーンからなります。天然芝のピッチがあり、大型映像装置やナイター照明設備も整っています。これにより、昼夜を問わず多くのイベントを開催できる環境が整備されています。

アクセス

アクセスも非常に便利です。公共交通機関を利用する場合、金沢駅西口バスターミナルから北陸鉄道バス「下安原」行きに乗り、「袋畠西部緑地公園前」で下車すれば、徒歩5分の距離です。また、金沢駅東口バスターミナルから「済生会病院」行きのバスで、「西部緑地公園」で下車すれば徒歩2分で到着します。自動車を利用する場合は、金沢駅から約15分、北陸自動車道・金沢西ICからはわずか3〜5分でアクセス可能です。

結論

石川県西部緑地公園陸上競技場は、様々なスポーツイベントのみならず、地域のイベントや文化活動の場としても重要な役割を果たしています。アクセスの良さと充実した施設により、多くの人々に利用される場所となっています。

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