石川県道33号白山公園線

石川県道33号白山公園線

石川県道33号白山公園線は、石川県白山市内を通る主要地方道であり、白山の登山口である別当出合から国道157号へと繋がる観光路線としての役割を担っています。

概要

この路線は、白山への登山客にとって重要なアクセスルートであり、特に登山シーズンには多くの利用が見られます。しかし、路線の大部分が冬季閉鎖区間となっており、例年5月上旬から11月下旬までの期間しか通行できません。さらに、登山シーズン中であっても、別当出合から市ノ瀬までの区間では、週末や旧盆時期にマイカー規制が実施されます。

路線データ

起点: 石川県白山市白峰29号1番1地先（別当出合、石川県道120号白山別当出合線交点）
終点: 石川県白山市白峰ハ38番5地先（白峰交差点、国道157号交点）

歴史

1960年10月15日：白山山頂から石川郡白峰村（現白山市）白峰の国道157号交点までの区間が「白山公園線」として認定されました。
1976年4月1日：建設省（現国土交通省）により、別当出合から白峰までが主要地方道に指定されました。
1977年1月14日：白山山頂から別当出合までの区間が石川県道120号白山別当出合線として分割され、残った区間が現在の「白山公園線」となりました。
1993年5月11日：建設省から主要県道白山公園線が主要地方道として再指定されました。

路線状況

冬期閉鎖区間

区間: 白山市白峰（別当出合）から白山市白峰（風嵐）までの16.7km
期間: 概ね11月中旬から翌年4月下旬まで
詳細: 白山まるごと体験村の先に位置する民間企業の資材置場脇のゲートが閉鎖され、このゲートから先が冬期閉鎖となります。大雨などの異常気象時にも同様の措置が取られます。

マイカー規制区間

区間: 白山市白峰（別当出合）から白山市白峰（市ノ瀬）までの約6km
期間: 毎年7月の海の日直前の土曜日から10月の体育の日までの土日祝日を中心に実施
詳細: この期間中、一般車両は終日通行不可となります。別当出合へは、市ノ瀬にある無料駐車場に車を停め、有料シャトルバスを利用するか徒歩で移動する必要があります。ただし、大型貨物、中型貨物、準中型貨物、中型乗用（中型バス・マイクロバス）、タクシー、許可車両、緊急車両、下山車両は規制対象外です。

交差する道路

石川県道120号白山別当出合線（白山市白峰・別当出合、起点）
国道157号（白山市白峰・白峰交差点、終点）

周辺施設

白山
白山国立公園
手取川
白峰温泉総湯
白山警察署 白峰駐在所
白山石川広域事務組合 白山消防署 白峰分署

参考文献

『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年
『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2009年

関連項目

* 石川県の県道一覧

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