石川達也 (野球)

石川達也選手のプロフィールと経歴

基本情報

石川達也（いしかわ たつや、1998年4月15日生まれ）は神奈川県横浜市都筑区出身のプロ野球選手で、現在横浜DeNAベイスターズに所属する投手です。利き手は左で、打撃は右の選手です。

プロ入り前の経歴

石川選手は、横浜市立下田小学校に通っていた小学生の頃に、旭リトルで野球を始めました。次に横浜市立東山田中学校に進学し、中本牧シニアに所属して硬式野球を経験しました。横浜高等学校では、1年生の秋からベンチ入りを果たし、成長を見せます。特に、3年生の夏には同級生の藤平尚真と共にロータス役を担い、第98回全国高校野球選手権大会に出場。1回戦の東北戦ではリリーフとして活躍しましたが、2回戦で履正社に敗れたことがプロ志望をあきらめるきっかけとなり、大学進学を選択します。

大学時代

法政大学では、2年生の春から東京六大学リーグで投球を始め、2年秋にはリリーフとして3勝を挙げるなど注目されました。しかし、3年生の時には不調に悩まされ、4年生の際には左手首の骨折というアクシデントがありました。それでも、大学での通算成績は18試合に登板し、防御率は2.10という好成績を残しました。

プロ入り

2020年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから育成ドラフト1位で指名を受けた石川選手は、育成選手として契約。2021年にはイースタン・リーグで13試合に登板し、4勝を挙げましたが、支配下選手登録はされませんでした。2022年にはリリーフとしてイースタン・リーグで好成績を収め、6月には支配下選手登録を果たしました。

プロでの活躍

石川選手は2022年7月14日にプロ初登板を果たし、その後も徐々に存在感を示しました。特に、2023年には開幕一軍入りを果たし、中継ぎとして貢献し、初ホールドも記録しました。シーズン終了時点で28試合に登板し、防御率1.97という素晴らしい成績を収めました。シーズン後には、背番号が46に変更され、さらなる飛躍が期待されます。

投手としてのスタイル

石川選手は、ダイナミックな投球フォームで最速150km/hの直球を投げるほか、カットボールやカーブ、ツーシーム、さらには2種類のフォークボールを使い分けることができます。特に、彼の投球術は三浦大輔監督からも評価を受けているなど、プロ野球界でも注目されています。

パーソナルな一面

野球以外のことでは右利きですが、投球に関しては幼少期からの父親の助言で左投げを選択した独特な背景があります。また、地元ベイスターズのファンであったことから、チームに対する愛着も強く持っています。

石川達也選手の今後の活躍に期待が寄せられる中、彼の成長がどのように進展していくのか、目が離せません。

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