石江

石江（いしえ）

石江は、青森市に位置する地名であり、石江一丁目から石江五丁目、そして大字石江が存在します。郵便番号は038-0003です。

地理

石江は青森市街地の西部に位置し、沖館川と新城川の間にあります。青森湾からやや内陸に入った場所に位置し、東は富田、西滝、南は三内、西は新城、北は三好・大字新田と隣接しています。地域の大半は住宅地として利用されています。

交通

鉄道

新青森駅（東北新幹線・奥羽本線）

石江地区から比較的近い場所に新青森駅があり、新幹線や奥羽本線を利用することができます。

道路

国道7号青森西バイパス
青森県道247号鶴ケ坂千刈線

国道7号青森西バイパスと青森県道247号鶴ケ坂千刈線が地域を通過しており、青森市内の各方面へのアクセスが容易です。

バス

バス路線は、主に青森県道247号鶴ケ坂千刈線を経由するものが多く、一部は国道7号青森西バイパスを経由します。これにより、地域住民の交通手段が確保されています。

歴史

石江の歴史は、藩政時代の石神村に遡ります。当時、この地域は稲作や畑作を中心とした農村でした。石神村には相野という枝村があり、現在でも富田地区（旧石江字富田）の一部に通称地名としてその名残が見られます。

1871年（明治4年）には、石神村を経由して新城と青森をほぼ直線で結ぶ道路が完成しました。この新道は、青森と弘前を結ぶ幹線道路の一部となり、現在の青森県道鶴ヶ坂千刈線に相当します。同年、新道の沿道に江渡村が成立しました。

1875年（明治8年）には、石神村と江渡村が合併し、石江村が誕生しました。当時の小字は、江渡・平山・高間・富田・岡部・三好でした。

1889年（明治22年）には、周辺の村とともに新城村に合併し、大字石江となりました。

1909年（明治42年）には、字平山の南部に北部保養院が設置されました。これは後の国立療養所松丘保養園です。

1955年（昭和30年）には、新城村が青森市に合併したことに伴い、石江は青森市の大字となりました。

1972年（昭和47年）には、国道7号青森西バイパスが大字石江を通過して開通しました。

その後、石江の一部が富田一～五丁目・三好一～三丁目となりました。

2018年（平成30年）6月30日には、一部が石江一～五丁目となりました。

施設

青森県視覚障害者情報センター
青森県中央児童相談所
青森県立あすなろ療育福祉センター
青森県立青森第一養護学校
青森農業協同組合あすなろ支店
青森新都市病院

関連項目

青森市地区一覧

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