青森西バイパス

青森西バイパスは、青森県青森市大字戸門から同市大字篠田を結ぶ、全長7.8kmの国道7号バイパスです。地元では「西バイパス」または「西バイ」という愛称で親しまれています。戸門より西側は鶴ヶ坂バイパスに接続し、青森市内の交通を円滑にする重要な役割を担っています。

概要

起点: 青森県青森市大字戸門
終点: 青森県青森市千刈2丁目
総延長: 7.8km
車線数: 4車線（戸門交差点以西は2車線、一部区間は7車線）

2008年9月には、当バイパスと国道7号の起点までの区間が指定区間から外されました。

歴史

青森西バイパスは、以下の年表に示すように、段階的に整備が進められてきました。

1967年度: 事業化
1969年9月: 着工
1972年12月24日: 青森高架橋の開通に伴い、暫定2車線で全線開通。当時、JR津軽線を跨ぐ青森高架橋（全長993.8m）は青森県内で最長の橋でした。
2006年3月29日: 青森高架橋が4車線化。
2012年11月26日: 青森市大字戸門 - 青森市大字新城間（1.5km）が4車線化。

地理

青森西バイパスは、以下の道路と交差しています。

青森環状道路（青森市大字新城字山田）
国道280号（内真部バイパス）
青森県道234号津軽新城停車場油川線
青森県道247号鶴ケ坂千刈線: バイパス開通前の国道7号
鶴ヶ坂バイパス: 当バイパスと直結
青森都市計画道路3・2・2号内環状線 - 三内丸山遺跡方面へ通じる市道

沿線

バイパス沿線には、以下の施設があります。

新青森駅（JR東北新幹線・奥羽本線）
青森厚生病院
ガーラタウン（マエダ、トイザらス、アメリカ屋、はるやま、スポーツデポ、コロナワールドなど）
青森西郵便局
その他、東北新幹線の高架（新青森駅）周辺には、飲食店やカーショップなどが点在しています。

青森西バイパスは、青森市西部の交通アクセスを向上させ、地域住民の生活を支える重要なインフラとなっています。

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