神奈川タマリバクラブ

神奈川タマリバクラブ（Kanagawa tamariva club）は、神奈川県川崎市中原区に活動拠点を置く、日本のラグビーユニオンクラブチームです。東日本トップクラブリーグDiv.1に所属しています。

設立と名称の由来

このチームは、2000年に早稲田大学ラグビー蹴球部のOBたちが中心となって創設されました。チーム名の「タマリバ（Tamariva）」は、活動拠点である川崎市中原区の近くを流れる多摩川と、人々が集まる場所を意味する「溜まり場」という言葉に由来するといわれています。

クラブラグビー界の強豪

神奈川タマリバクラブは、設立以来、クラブラグビー界における屈指の強豪チームとしてその名を馳せてきました。特に、全国クラブラグビーフットボール大会や東日本トップクラブリーグでは、輝かしい実績を残しています。

主な戦績とタイトル

チームは数々のタイトルを獲得しており、これまでに獲得した主な栄冠は以下の通りです。

全国クラブラグビーフットボール大会: 11回優勝（これは歴代最多記録です）
東日本トップクラブリーグ: 10回優勝（こちらも歴代最多記録となります）
* 東日本クラブ選手権: 2回優勝

特に全国クラブ大会では、2010年度、2014年度、2015年度、2020年度などに優勝を果たしており、その強さを示しています。また、クラブラグビーの日本一を決めるこの大会で歴代最多の優勝回数を誇ることは、チームが長年にわたり日本のクラブラグビー界を牽引してきた証といえるでしょう。

日本ラグビーフットボール選手権大会への挑戦

2004年度に日本ラグビーフットボール選手権大会にクラブチーム枠が創設されて以来、神奈川タマリバクラブは継続的にこの大会に出場していました。これまでに合計7回の出場経験があります。記憶に残る試合としては、2005年度の大会で、設立母体ともいえる「後輩」にあたる早稲田大学と対戦し、惜しくも7対47で敗れた一戦などが挙げられます。

しかし、すべての大会で順風満帆だったわけではありません。例えば、2009年の全国クラブラグビーフットボール大会準決勝では、駒場WMMと対戦し、19対22という僅差で敗れ、同年度の日本選手権への出場を逃したこともありました。

チームを支える人々

多くの選手たちがタマリバのジャージを着てプレーしてきましたが、現在のチームを率いる西田剛主将をはじめ、近藤嵩副将、田村弘毅副将、そして荻野岳志といった選手たちの名前が主な在籍選手として挙げられます。

チームは常に高い目標を掲げ、所属する東日本トップクラブリーグDiv.1での優勝、そして全国クラブ大会での日本一を目指し、日々活動を続けています。

関連情報

神奈川タマリバクラブに関連する項目として、所属リーグである東日本トップクラブリーグ、設立の背景となった早稲田大学ラグビー蹴球部、目標とする大会である全国クラブラグビーフットボール大会、活動拠点である川崎市、そして同じく早稲田大学OBが所属するワセダクラブM.F.などがあります。

チームの詳細な情報や活動については、神奈川タマリバクラブの公式ホームページで確認することができます。

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