神戸市バス松原営業所

神戸市バス松原営業所の概要

神戸市バスの松原営業所は、兵庫県神戸市兵庫区に存在するバス営業所で、地域の交通の要となっています。最寄のバス停は松原通五丁目、最寄り駅はJR神戸線の兵庫駅で、営業所までの距離は徒歩約10分です。この営業所は、運行に用いる車両に「松」という記号を表示しています。

路線の概要

松原営業所は、主に中央区、兵庫区、長田区、須磨区南部を対象とした路線を運営しています。運行は全て阪急バスに委託されているため、他の市直営の営業所とはいくつかの形式が異なります。たとえば、運転士用の時刻表や販売用カード入れは阪急バスの標準形式を使用していますが、運転士の名札は市の直営営業所と同様のものを利用しています。また、定期的な車両の点検や整備も阪急バスが担当しています。

沿革

2005年4月1日、松原営業所は阪急バスに業務を委託し、須磨営業所の廃止に伴う路線の一部を引き継ぎました。これにより、松原営業所が担当する系統の運行が開始されました。現在では複数の系統が設けられており、以下に主要な系統を紹介します。

現行路線

1. 3系統
- 運行区間: 吉田町1丁目 - 和田岬
- 計画的にトンネル部分があり、長田・湊川地区は神戸市内の主要な商業地域です。一部の区間で地下鉄海岸線と併走する部分もあります。
- 運行本数は平日ラッシュ時で1時間に6本、昼間と土休日で1時間に3本となっていますが、2024年に改正され、日中毎時1本に減便される予定です。

2. 4系統
- 運行区間: 神戸駅前 - 大日丘住宅前
- この路線は神戸市中央区と長田区を結ぶもので、昼間でも1時間あたり4本運行されていますが、計画的に減便が行われることがあります。
- 特徴的なのは、ルートの後半が狭い道を走行し、急勾配やカーブが続く点です。

3. 6系統
- 運行区間: 松原通5 - 地下鉄長田駅前
- この系統は2012年3月に新設され、経路は松原通5から各地を結ぶ循環路線となっています。

4. 10系統
- 運行区間: 神戸須磨シーワールド - 新長田駅前
- 中型車両が多く運用されている系統で、利用者が少ないコミュニティ路線の性質があります。

正月の運行形式

正月には長田8丁目から地下鉄長田駅前にかけての市道が通行止めになるため、通常の運行ができません。この期間は臨時路線が設定され、特定の停留所を経由して運行されます。

車両について

松原営業所では、さまざまな車両が運用されています。例えば、ツーステップバスから始まり、ノンステップバスが主に活躍しており、多種多様な車両が存在します。

まとめ

神戸市バス松原営業所は、地域の交通を支える重要な存在であり、便利なルートが多数設定されています。今後の運行計画や他の系統の運営内容にも注目が集まっています。

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