神戸市生涯学習支援センター

神戸市生涯学習支援センター（コミスタこうべ）：生涯学習を支える拠点

神戸市生涯学習支援センター、通称「コミスタこうべ」は、市民一人ひとりの生涯にわたる学習活動を支援し、地域社会の活性化に貢献することを目的として、2000年に開設されました。

その歴史は古く、1922年に創立された神戸市立吾妻小学校の校舎を改修して使用されています。1997年に周辺の小学校と統合された後、長らく活用されずにいた校舎を再生し、新たな学習の場として生まれ変わらせたのです。愛称の『コミスタこうべ』は、“community”（コミュニティ）と“study”（スタディ）を組み合わせた造語で、地域住民の交流と学習の融合を表しています。

コミスタこうべは、神戸市が設置し、公益財団法人神戸市スポーツ協会が指定管理者として運営しています。多様なニーズに対応できるよう、充実した設備が整えられています。

施設概要

コミスタこうべでは、様々な学習活動に対応できる多様なスペースを提供しています。会議室やセミナー室は、講演会や研修会などに利用でき、多目的室は、ワークショップや会議など柔軟な用途に対応可能です。和室は、落ち着いた雰囲気の中で学習や集会を行うのに適しています。

また、実習に役立つ工作室や調理室も完備。図書室では、学習に必要な書籍や資料を閲覧できます。体育館や広さ3,211㎡の運動場は、スポーツや健康増進のための活動に利用できます。

さらに、生涯学習プラザや高齢者学習センターなど、年齢や目的に合わせた学習スペースも併設。地域住民の学習機会の拡大に貢献しています。

その他、公益財団法人神戸市スポーツ協会の分室、神戸市立自立センターあづま（障害者支援施設）、神戸市立あづま幼稚園、あづま学童保育コーナー、リサイクル工房あづま、中央地域活動支援センターなども併設されており、複合的な福祉・教育施設となっています。

アクセス

コミスタこうべは、交通アクセスも良好です。

阪神本線春日野道駅から西へ約400m（徒歩約3分）
阪急神戸線春日野道駅から南西へ約800m（徒歩約8分）
三ノ宮駅から東へ約1,000m（徒歩約15分）
阪神バス吾妻通4丁目停留所から北へすぐ
* 山陽新幹線・神戸市営地下鉄新神戸駅から南へ約1,300m（徒歩約17分）

これらのアクセス方法により、市内各地からアクセスしやすい立地となっています。

コミスタこうべの役割

コミスタこうべは、単なる施設にとどまらず、地域社会の活性化に大きく貢献しています。生涯学習の推進、地域住民間の交流促進、高齢者や障害者への支援など、多様な役割を担い、神戸市の地域社会の活性化に貢献しています。 これからも、市民の学習ニーズに応え、地域社会の活性化に貢献していくことが期待されています。

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