神戸市立義務教育学校港島学園

神戸市立義務教育学校港島学園の概要

神戸市立義務教育学校港島学園は、兵庫県神戸市中央区のポートアイランド内に位置する公立の義務教育機関です。この学校は、1年生から6年生までの小学部と、7年生から9年生までの中学部で構成されています。具体的には、初等教育と中等教育を一貫して行い、生徒が多様な学びを得られる環境が整えられています。

沿革と歴史的背景

港島学園の前身は、1980年に設立された神戸市立港島小学校および神戸市立港島中学校です。2014年度から両校は連携し、「港島学園」として新たに小中一貫教育をスタートしました。2016年には学校教育法が改正され、義務教育学校が新たに設立されたことを受けて、兵庫県では初めての義務教育学校として港島学園が運営を開始しました。

年表

• - 2016年4月1日: 学校が開校
• - 2016年4月11日: 第1回の入学式と進級式を実施
• - 2016年6月4日: 初めての運動会を開催
• - 2016年10月18日: 第1回文化発表会を開催
• - 2016年11月8日: 開校記念式典が行われる
• - 2017年3月10日: 第一回の卒業式を挙行
• - 2017年3月23日: 第一回の修了式を実施

教育の目標

港島学園は、「自ら未来を切り拓き、国際社会に貢献できる人材の育成」を教育の根底に置いています。生徒たちは、自己の可能性を広げるために多様な学びの機会が提供され、国際感覚を養うことを目指しています。

部活動の充実

学校生活の一環として、多様な部活動が展開されています。運動部にはサッカー部、陸上競技部、卓球部、男子バスケットボール部、女子バドミントン部、女子バレーボール部があり、活発な活動が行われています。文化部では吹奏楽部や美術部があり、生徒たちが創造性を発揮できる場所ともなっています。

通学区域と交通の便

港島学園の通学区域は、神戸市中央区の港島地域を中心としており、神戸空港や特定の住所に居住する生徒が対象です。交通アクセスも良好で、ポートライナーみなとじま駅から徒歩約10分、中埠頭駅からは徒歩5分で簡単に通学することができます。周囲には神戸学院大学ポートアイランドキャンパスや神戸女子短期大学などの教育機関もあり、学びの環境が整っています。

また、校区内には株式会社サンテレビジョンやバンドー神戸青少年科学館など、文化的な施設も数多く存在し、生徒たちが教育以外の場でも成長を促す機会が得られます。

制服の特徴

港島学園では、1年生から6年生までは私服が許可されていますが、7年生から9年生には制服が導入されています。男子生徒の冬服は標準的な学生服、夏服はカッターシャツにスラックスとなっています。女子生徒は、冬服としてブレザーとベスト、カッターシャツ、吊りスカート、夏服はブラウスと吊りスカートが指定されています。これにより、生徒たちは学校生活を通じて統一感を持つことができます。

生活環境と教育の充実した港島学園での活動は、生徒たちの成長に大きく寄与しています。

もう一度検索