神戸弘陵学園高等学校

神戸弘陵学園高等学校

神戸弘陵学園高等学校（こうべこうりょうがくえんこうとうがっこう）は、兵庫県神戸市北区の山田町小部妙賀山にある私立の高等学校です。学校は丘陵地の高台に位置し、在校生の自転車通学は安全上の理由から禁止されています。

沿革

この学校は、1982年に兵庫県知事から認可を受け、1983年に実業家の溝田弘利によって設立されました。以降、学校は数度にわたるコースの改編を経て、現代の形に至っています。1985年には第2グラウンドが完成し、神戸弘陵メモリアルホールも竣工されました。

2012年にはコース名称の変更が行われ、特進文理コース、総合教育コース、体育特選コースが導入されました。2014年には体育特選コースと特進文理コースが男女共学化し、続いて2016年に総合進学コース（男女共学）がスタートしました。そして、2020年には総合教育コースも女子生徒の受け入れを開始し、これにより学校は完全な男女共学となりました。

学科

この学校では、以下のコースが指定されています。

• - 普通科
• - 特進コース
• - 進学コース
• - 総合コース
• - 体育コース

クラブ活動実績

神戸弘陵学園高等学校は、さまざまなクラブ活動において輝かしい成績を収めています。

野球部

男子

全国高等学校野球選手権大会には1回の出場歴があります（1989年、第71回）。また、選抜高等学校野球大会には4回の出場があり、1994年にはベスト8に進出しました。

女子

全日本女子硬式野球選手権大会では10回出場し、2024年には優勝を果たしました。全国高等学校女子硬式野球選手権大会においても4度の優勝を達成しています。女子チームは非常に活発です。

サッカー部

男子

全国高等学校サッカー選手権大会には12回出場し、2023年には県内で3冠を達成しました。

女子

全日本高等学校女子サッカー選手権大会には6回出場しています。

バレー部

全国高等学校バレーボール選抜優勝大会に4回出場し、また全国高等学校総合体育大会にも6回出場しています。

著名な出身者

多くの著名な卒業生がこの学校から輩出されています。サッカー界では、梅澤学や元日本代表の奥大介などがいます。また、野球界でも多くのプロ選手が名を連ねています。その他にも、芸人やミュージシャン、プロレスラーなど、様々な分野で活躍する卒業生の存在が学校の誇りとなっています。

神戸弘陵学園事件

1984年には、講師の再雇用を巡る紛争が発生し、学校の歴史に名を刻む出来事となりました。

このように神戸弘陵学園高等学校は、多様な教育環境と活発なクラブ活動を提供しており、生徒たちには様々な挑戦の場が用意されています。

もう一度検索