神様の宝石でできた島/島唄

THE BOOMが2001年10月5日に発表した25枚目のシングル「神様の宝石でできた島／島唄」について解説します。

概要

このシングルは、THE BOOMが新たに立ち上げたレーベルから発売された最初のCDです。収録曲は、以下の通りです。

1. 神様の宝石でできた島
2. 島唄 2001
3. 五分後 （live）
4. I'm in love with you （live）
5. シークレット・ボーナストラック

全曲、宮沢和史によって作詞・作曲されています。

収録曲について

島唄 2001

「島唄」は、2001年バージョンとして新しくレコーディングされました。全国野外ツアー中に、公演前の会場で一発録りされた音源です。2002年に発売されたアルバム「OKINAWA〜ワタシノシマ〜」には、このリミックスバージョンが収録されています。このバージョンは、冒頭の「風を呼び 嵐が―」という歌詞付近で音階が上げられているなど、原曲からいくつかの変更点が見られます。2002年の紅白歌合戦で歌われた「島唄」も、このシングルのバージョンです。

神様の宝石でできた島

「神様の宝石でできた島」は、宮沢和史とジャマイカ人ミュージシャンのヤミ・ボロによるユニット「MIYA & YAMI」が1994年に発表した楽曲を、THE BOOMがセルフカバーしたものです。

* シークレット・ボーナストラック

シークレット・ボーナストラックが1曲収録されています（ジャケット等には曲名の記載はありません）。内容は「そこが僕のふるさと」と「ダーリン」のメドレーです。

カバー

「神様の宝石でできた島」は、2019年に西田あいによってカバーされ、アルバム『アイランド・ソングス　～私の好きな愛の唄～』に収録されています。

「神様の宝石でできた島／島唄」は、THE BOOMの音楽性を深く理解できる作品であるとともに、故郷や平和への想いが込められた、聴く人の心に深く響くシングルです。

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