神田（交通局前）停留場

神田（交通局前）停留場

鹿児島県鹿児島市の上荒田町に位置する、鹿児島市電唐湊線の電車の停留場です。正式名称は「神田（こうつうきょくまえ）停留場」と読みます。この停留場に停車する電車は、鹿児島市電の運行系統のうち、2系統のみとなっています。地上に設置された停留場で、線路を挟むようにホームが二つ配置された2面2線の構造を有しています。

歴史

この停留場は、その歴史の中で何度か名称を変遷させてきました。

開業：昭和27年（1952年）6月1日、当時の鹿児島市交通課によって「唐湊停留場」として開設されました。
最初の改称：昭和32年（1957年）3月29日、近隣に新たに「唐湊停留場」が開業したことに伴い、既存の停留場は「神田停留場」と改称されました。これにより、名称の重複が解消されました。
現在の名称へ：平成27年（2015年）5月1日には、鹿児島市交通局の庁舎がこの場所の近くへ移転したことを受け、最寄り停留場であることを明確にするため、「神田（交通局前）停留場」と再び改称され、現在に至ります。

構造とホーム

神田（交通局前）停留場は、道路上に設けられた地上駅です。相対式ホーム2面と、それに面する2本の線路で構成されています。

ホームは無人駅となっており、駅係員は配置されていません。そのため、乗車券などの販売も行われていません。ご利用の際は、車内での精算やICカードの利用が一般的です。

バリアフリーの観点では、ホームの幅が定められた基準を満たしていないため、残念ながら車椅子や電動車椅子をご利用の方が単独で乗り降りすることは難しい状況です。介助者によるサポートなどが必要となる場合があります。

のりば

2系統が停車し、方面によってのりばが分かれています。

鹿児島駅前方面：鹿児島中央駅前、天文館を経由して鹿児島駅前へ向かう電車が発着します。
* 郡元方面：郡元へ向かう電車が発着します。

周辺施設

停留場名の由来ともなっている鹿児島市交通局局舎がすぐ近くに位置しています。これは、鹿児島市電や市営バスを運行する事業者の本部であり、停留場はその正面玄関の近くに設けられています。

また、JR九州の鹿児島車両センター（鹿カコ）もこのエリアにあります。これは、JRの車両の点検や整備を行う重要な施設です。

隣の停留場

鹿児島市電2系統における前後の停留場は以下の通りです。

市立病院前停留場 - 神田（交通局前）停留場 - 唐湊停留場

（注：本記述は、入力情報に基づいています。）

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