神言基地 〜HOLIDAY TV〜

『神言基地 〜HOLIDAY TV〜』

『神言基地 〜HOLIDAY TV〜』は、テレビ大阪とテレビ和歌山で放送されていた音楽番組です。2006年4月8日から2007年12月29日まで放送され、特にインディーズシーンに焦点を当てた内容が特徴的でした。この番組は、PhantasmagoriaのベーシストであるKISAKIが主催する音楽事務所「UNDER CODE PRODUCTION」と、ライブハウス「HOLIDAY」が連携して制作されました。

番組の内容

番組では主に2組のインディーズバンドを特集しており、KISAKIや他の出席者たちがゲストバンドと対話を交わしたり、ライブ映像を放送したりしました。紹介されたバンドは、UNDER CODE PRODUCTIONに所属するものに留まらず、KISAKIが共演したバンドや、ヴィジュアル系雑誌『Cure』の表紙を飾ったアーティストも含まれていました。これにより、視聴者は多彩な音楽スタイルやアーティストを知ることができました。

主な出演者

番組には、さまざまなMCが登場しました。元々はKISAKIがMCを務めており、彼が登場する際はPhantasmagoriaの代表曲「神歌」が流れていましたが、2007年9月1日放送分からはマコトにその座を譲りました。一方、KATCHINは全期間にわたって安定した司会を担い、特徴的な髪型と帽子がトレードマークです。

女性MCとしては、楠城華子が2006年の初めに登場していたものの、7月以降は声というマルチコスプレタレントに代わりました。彼女はアニメの衣装を多数持っており、視聴者に楽しんでもらう工夫を凝らしていました。時折、KISAKIの代理としてラメ（ヴィドール）がMCを担当し、ミノル（GLADZ J.B）やKISAKIの後を引き継いだマコトがサポートしました。

番組のコーナー

『神言基地』には多彩なコーナーもありました。特に「ヴィジュアル系インディーズオリコンチャート」では、女性MCの声がインディーズチャートのトップ20を紹介しており、UNDER CODE PRODUCTIONに所属するバンドが頻繁に上位を占める光景が見られました。ただし、このコーナーは2006年末の売上ランキングの後に途切れてしまいました。

さらに、「HOLIDAY TV 大PUSH CD コーナー」では、HOLIDAYオススメのバンドや新作を紹介。人気のMC陣が「休日戦隊キモレンジャー」として活躍しました。

「地下線Labyrinth」ではPhantasmagoriaのライブ映像が流され、解散後もファンに愛され続けた存在を示していました。番組の主題歌は、主にUNDER CODE PRODUCTIONのアーティストによるもので、毎月変更し、常に新しい情報を届ける工夫がされていました。

このように、『神言基地 〜HOLIDAY TV〜』は、個性的なアーティストとの出会いや、インディーズ音楽の魅力を伝える場として大いに貢献し、多くのファンに支持されました。ロックやビジュアル系の文化を広める重要な役割を果たした影響力のある番組だったと言えるでしょう。

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