福山市立大学

福山市立大学について

福山市立大学（ふくやましりつだいがく）は、広島県福山市に位置する公立の四年制大学です。1963年に福山市立女子短期大学として創立され、1974年に福山市に移管されました。その後、2011年には新たに共学の四年制大学としてスタートを切りました。現在、大学は港町キャンパスにあり、福山内港埋立地に広がります。この大学は、福山市内に存在する三つ目の四年制の高等教育機関となっています。

2023年4月1日には、広島大学の元副学長である佐藤利行氏が新たに理事長兼学長に就任しました。これは、2021年に公立大学法人化して以来、初めて外部からの人材によるトップ就任となります。彼の任期は4年間で、大学改革や新たな学部設置に対する期待が寄せられています。

特に注目すべきは、2023年秋からの情報工学部の新設に向けた動きです。「情報工学部情報工学科」の基本構想が策定される予定であり、2024年4月7日には非公開で最後の委員会が開催されました。この会議の後、情報工学部は、最初に予定していた定員50人を、都市経営学部の定員を150人から120人に減らすことで80人にする方針が説明されました。

設置学部と大学院

福山市立大学は、いくつかの学部と大学院を持っています。

学部

• - 教育学部（入学定員100人）

- 児童教育学科（教育コース・保育コース）

• - 都市経営学部（入学定員150人）

- 都市経営学科

大学院

• - 教育学研究科（入学定員8人）

- 児童教育学専攻（修士課程）

• - 都市経営学研究科（入学定員8人）

- 都市経営学専攻（修士課程）

また、附属学校として福山市立大学附属こども園も運営されています。これは、かつての福山市立女子短期大学に附属していた幼稚園が改称されたものです。

関連項目

この大学は、過去に存在した福山市立女子短期大学の流れを汲んでおり、1974年に廃止されました。また、福山大学や福山平成大学といった他の私立大学とも連携しながら、地域の教育の場を充実させています。

公式サイトなどの外部リンクを通じて、より詳しい情報を知ることができます。大学の成り立ちや新設学部の動きについて、多くの関心が集まっている福山市立大学は、今後の発展が非常に期待される教育機関です。

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