福山竜斗

福山 竜斗（ふくやま りゅうと）は、1999年10月6日に生まれた、日本のラグビーユニオンに所属する選手です。

若手時代の歩みと大学での活躍

高校は天理高等学校でラグビーに打ち込み、2018年に卒業しました。その後、大阪府に位置する近畿大学に進学。大学でも引き続きラグビー部で活動しました。

近畿大学での在籍期間中、福山選手はチームの中心選手の一人として成長を遂げます。そのリーダーシップと実力が認められ、2021年には近畿大学ラグビー部の主将という重責を担いました。チームを牽引する立場として、精神面でも技術面でもさらなる向上を目指しました。

国際舞台での経験

大学在学中の2019年、福山選手は日本のラグビーにおける将来を嘱望される若手として、U20日本代表に選出されました。同年に開催された「オセアニアラグビーU20チャンピオンシップ」では、国際舞台で自身の力を試す機会を得ます。この大会において、彼は日本代表のジャージをまとい、合計4試合に出場。世界の同世代の選手たちとの対戦を通じて、貴重な経験を積み、プレーの幅を広げました。

プロキャリアの開始とリーグワンデビュー

大学を卒業後、福山選手はプロのラグビー選手としてのキャリアをスタートさせます。2022年、彼はJAPAN RUGBY LEAGUE ONEに所属する三菱重工相模原ダイナボアーズに加入しました。新たな環境で、より高いレベルでのプレーに挑戦することになります。

プロ選手として迎えた初めてのシーズンを経て、2023年4月22日、JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022-23シーズンの最終盤となる第16節、東京サンゴリアスとの対戦において、福山選手は途中出場ながら待望のリーグワン公式戦初出場を果たしました。これは、プロ選手としての一歩を刻む重要な瞬間となりました。

ニュージーランドでの挑戦とチームからの退団

2024年に入ると、福山選手はさらなる成長の機会を求め、異国の地での挑戦を選びます。同年6月から7月にかけての約7週間、ラグビー王国として知られるニュージーランドへ渡航。現地のクラブであるフイア・ラグビーフットボールクラブ（Huia Rugby Football Club）に所属し、短期のラグビー留学を経験しました。世界トップレベルのラグビーに触れ、自身の技術や戦術理解を深める貴重な時間となりました。

留学から帰国後もチームでの活動を続けましたが、2025年5月、福山選手は所属していた三菱重工相模原ダイナボアーズを退団することを発表しました。プロ選手として過ごしたチームを離れ、今後のキャリアについて新たな選択をすることになります。

福山竜斗選手のこれまでのキャリアは、高校、大学、代表、プロチーム、そして海外での経験と、様々なステージでの挑戦に彩られています。今後の活動からも目が離せません。

関連情報

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天理高等学校
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* 三菱重工相模原ダイナボアーズ

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