福岡大学附属大濠中学校・高等学校

福岡大学附属大濠中学校・高等学校

福岡大学附属大濠中学校・高等学校は、福岡県福岡市中央区に位置する私立教育機関です。一般的には「大濠」と呼ばれ、1951年に設立された男子校から始まりました。1971年に商業科が廃止され、1996年に大濠中学校として中高一貫教育を再開し、2011年から男女共学を導入しました。大濠は道徳教育に重きを置き、生徒一人ひとりの人格形成を重視しています。

校舎と施設

設立当初の校舎は地震などの影響で老朽化が進み、2010年には新しい7階建ての校舎が完成しました。大濠公園に近い立地は、生徒たちに自然に触れ合える環境を提供します。校舎には、図書館、体育館、各教室や専門施設、食堂などが整備され、生徒たちが学び、成長する場が用意されています。

教育理念と校訓

大濠の建学の精神は、「道徳教育を通じて人間性を高める」ことです。この理念に基づいて、生徒たちには日本人としての誇りや国際的な視野を育むことが求められています。特に中学校では、自主性と判断力を養い、高校では高い知性と豊かな感性を育成することを目指しています。校訓には「明朗闊達」「自重敬他」「研学錬体」「進取創業」があり、生徒たちに自由で自主的な行動を促しています。

学校行事と部活動

年間を通じて、体育祭や文化祭、修学旅行などの行事が行われ、全て生徒会が主導しています。また、部活動も活発で、バスケットボール部や剣道部などが全国大会での成功を収めています。一方で文化部も盛んで、吹奏楽部は全国大会での金賞受賞歴があります。

卒業生と進路のサポート

大濠の卒業生は政治、経済、学術、文化など様々な分野で活躍しており、その中には著名な政治家や実業家も含まれます。学校は福岡大学の附属校として、大学との連携を強化しており、推薦入試などを利用して多くの生徒が進学しています。

アクセス

アクセスについては、福岡市地下鉄七隈線の「六本松駅」から徒歩5分、または西鉄バスの「福大大濠中高前」バス停からすぐと、利便性が高い立地です。地元の交通機関を利用して、多くの生徒が通学しています。

福岡大学附属大濠中学校・高等学校は、道徳教育を重視し、国際的な視野を持つ人材を育成するために、幅広い教育プログラムと充実した施設を提供し続けています。

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