福岡市立鳥飼小学校

さらに、学校では「鳥飼っ子日記」というHPを持ち、情報発信を行っています。また、「EM菌」と呼ばれる微生物群を用いた環境改善に関する活動も行われており、2019年には清掃活動の際にプールにEM活性液を投入しました。

沿革

鳥飼小学校の設置に至る前には、1925年に草ヶ江尋常小学校が開校されたことが前史となります。その後、1941年には草ヶ江国民学校に改称、1947年には福岡市立草ヶ江小学校となりました。1951年には新しい学校の設立が認可され、11月には鳥飼小学校の開校式が行われました。翌年、1952年4月には草ヶ江小学校から独立して開校し、1953年には第1回卒業を祝して桜を植樹しました。このように、学校の歴史は多くの出来事と共に歩んできました。

1954年には鳥飼小学校草ヶ江分校が開設され、保健室や健康診断に使用される西鉄からの車両寄贈もありました。1957年に校区変更が行われ、一部の学童が他の学校へ移籍しました。

建物と施設

学校の建物は、1951年から1987年にかけての第1期から第8期に分けて建設され、最初の期では6室の教室が完成しました。その後、校舎や施設の拡充が進められ、さらには玄関前ロータリーや遊具の整備も行われました。

地域との交流

福岡市とオークランド市との交流事業にも目を向けた取り組みがあり、双方の学校で作品交換が行われてきました。この活動は相互理解を深めるための重要な一環とされており、1976年から続いています。

通学区域と進学先

通学区域は中央区鳥飼および城南区鳥飼の各丁目が含まれています。進学先の中学校は福岡市立城西中学校で、地域の教育機関との連携も強まっています。

アクセスと周辺環境

アクセスについては、福岡市地下鉄七隈線「別府駅」から徒歩10分、また、空港線「西新駅」からは徒歩11分の距離になっています。周辺には鳥飼公民館や公園などがあり、地域コミュニティの活動拠点となっています。さらに、中村学園女子中学校・高等学校や樋井川も近く、教育環境が整っています。

福岡市立鳥飼小学校は、地域の歴史や文化を背景に、未来を担う子どもたちに質の高い教育を提供するために努力し続けています。

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