福岡県立ありあけ新世高等学校

福岡県立ありあけ新世高等学校について

福岡県立ありあけ新世高等学校は、福岡県大牟田市吉野に位置する県立の高等学校です。この学校は、全日制総合学科と定時制普通科を提供しています。

歴史

校の歴史は2003年にさかのぼり、福岡県立三池農業高等学校、大牟田商業高等学校、そして大牟田南高等学校の3校が統合されたことにより設立されました。開校以来、地域の教育に貢献してきましたが、2021年には定時制課程の新規募集が停止される予定です。

学校の概要

福岡県立ありあけ新世高等学校は、筑後地区で唯一の県立の総合学科高校です。学期は2学期制を採用しており、前期は4月から9月まで、後期は10月から3月までとされています。また、単位制を取り入れているため、学年に固執しない授業が展開されており、学生はより幅広い学びを体験できます。校歌は第一期生が作詞したもので、応援歌は第三期生が作詞し、第一期生が作曲しました。特に資格取得に力を入れており、商業高校以外からでも多くの資格試験に合格する生徒が在籍しています。

校訓

学校の校訓は「自立」「自彊」「飛躍」となっています。自立は自己管理を促し、自分の責任を自ら果たすことを意味しています。また、自彊は自分自身を励まし続け、努力し続けることを表しています。そして、飛躍は未来に向かって自分の力で羽ばたくことを意味しています。

年間行事

全日制の年間行事

全日制の生徒にとって、年間行事は非常に重要な活動です。前期の始まりは4月の始業式と入学式からスタートし、続いて5月には体験学習や6月の体育大会が行われます。7月からは夏の休業期間や課外授業があり、8月にはインターンシップも実施されます。
後期は10月の始業式から始まり、中学生の体験入学や文化活動が行われます。11月には開校記念日や中間考査があり、12月には人権講演会が開催されます。年の終わりには1月に修学旅行などもあり、また3月には卒業証書授与式が行われます。

定時制の年間行事

一方、定時制の学生たちも、多様な行事に参加します。4月の始業式や入学式から始まり、9月には修学旅行や職場訪問が行われます。その後、文化祭やマラソン大会も催され、学びの機会を増やしています。3月には卒業式が行われ、学生生活を締めくくります。

歴代校長

福岡県立ありあけ新世高等学校には、これまでに数名の校長が在任してきました。初代校長は福永好典氏で、2002年に着任し、次に野田勉氏、2012年には中村邦夫氏が校長に就任しました。さらに2015年からは下川雄一郎氏、2016年からは木本和宏氏が校長として学校を運営しています。

著名な卒業生

この学校からはプロ野球選手の田中学氏や小林浩二氏など著名な卒業生も輩出されています。また、ビジネスの分野でも活躍される卒業生が多く、社長や創業者として成功を収めている方もいらっしゃいます。

アクセス

こちらの学校へのアクセスは非常に便利です。最寄りの九州旅客鉄道（JR九州）鹿児島本線の吉野駅からは徒歩4分、西鉄天神大牟田線の倉永駅からは徒歩7分です。また、バスも数系統が運行しており便利です。さらに、九州自動車道の南関インターチェンジからも約10kmの距離に位置しており、車でのアクセスも良好です。

このように、福岡県立ありあけ新世高等学校は、地域の教育を支える重要な役割を果たしており、生徒の多様な学びを大切にしています。

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