福岡県立青豊高等学校

福岡県立青豊高等学校



福岡県立青豊高等学校は、福岡県豊前市にある男女共学の公立高等学校です。2002年に京築地域で初めての総合学科高校として開校しました。この学校は、旧築上中部高校、築上北高校、築上東高校の3校が統合して設立されたという経緯を持っています。

概要



開校当初は旧築上中部高校の校舎を使用していましたが、2005年に新校舎が完成し、現在の場所に移転しました。県内でも有数の広さを誇るグラウンドをはじめ、体育館、図書館、部室棟など、教育環境が充実しています。また、書道部が全国大会で1位を獲得するなど、部活動も活発です。高等学校としては珍しいゴルフ部があるのも特徴です。

授業については、平日の朝に希望制の課外授業が実施され、生徒は自分のペースに合わせて学習に取り組むことができます。放課後にも課外授業が設けられており、生徒の自主的な学習をサポートしています。開校当初は体育館などが未完成で定員割れも経験しましたが、現在は施設も充実し、人気が高まっています。

沿革



  • - 1999年(平成11年)12月27日: 「県立高等学校再編整備基本計画」策定
  • - 2000年(平成12年): 7月18日 - 「第一次実施計画の骨子」まとめ、12月26日 - 「県立高等学校再編整備に関する第一次実施計画」策定
  • - 2001年(平成13年): 1月10日 - 「新高校準備委員会」設置、11月26日 - 「新高校設置計画(平成15年開校分)」
  • - 2002年(平成14年): 4月1日 - 「第一学区総合学科高校設立準備室」設置、11月1日 - 福岡県立青豊高等学校設置
  • - 2003年(平成15年): 4月8日 - 第1期生320名入学、11月1日 - 創立1周年記念式典
  • - 2005年(平成17年): 3月17日 - 管理棟・特別教室棟竣工、4月7日 - 新校舎に移転、11月1日 - 校旗・校歌制定及び披露
  • - 2006年(平成18年): 3月1日 - 第1回卒業証書授与式、3月22日 - 部室棟竣工、10月10日 - 体育館・図書館棟落成式
  • - 2007年(平成19年): 3月22日 - 温室竣工、3月27日 - 農業倉庫・弓道場竣工、3月31日 - グラウンド・テニスコート竣工、5月19日 - 竣工記念式典
  • - 2013年(平成25年)11月2日: 創立10周年記念式典
  • - 2015年(平成27年)2月3日: 多目的ホール棟竣工
  • - 2022年令和4年)11月19日: 創立20周年記念式典


校名の由来



「青」は、故郷の山や海、空の青さ、そして未来への希望に満ちた青春の青を象徴しています。また、太陽が昇る東の方角を示すと共に、学校が福岡県の東部に位置していることを表します。「豊」は、「豊の国」を表し、豊かな人間性を育み、生徒が将来の目標に向かって邁進していくことを意味しています。

学科



青豊高等学校総合学科であり、以下の系列があります。

  • - 人文科学系列
  • - 自然科学系列
  • - ビジネス系列
  • - グリーンライフ系列
  • - 総合生活デザイン系列

校訓



『賢く、優しく、逞しく』

校歌



校歌は、生徒が作詞し、教諭が作曲するという、学校全体で作り上げた点が特徴です。

部活動



運動部と文化部、合わせて多くの部活動があります。

運動部


文化部


通学区域



福岡県全域から受験可能ですが、豊前市内をはじめ、周辺の京築地域からの通学生が多いです。

交通アクセス




1km以上離れた場所に住んでいる生徒は自転車通学が認められています。

著名な出身者



  • - 鳥谷元(元プロ[[野球選手]])※築上中部高校時代の卒業

関連情報



  • - 福岡県高等学校一覧
  • - 旧制中等教育学校の一覧 (福岡県)

その他



前身の築上中部高校時代から書道部が全国大会で実績を上げており、NHKのドラマ「とめはねっ! 鈴里高校[[書道部]]」に作品制作で協力したことがあります。

外部リンク




この学校は、地域に根ざした教育活動を展開し、生徒たちの成長を支援しています。

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