福岡銀行ブルーグルーパーズ

FFGブルーグルーパーズ

FFGブルーグルーパーズは、福岡銀行を母体とするラグビーユニオンチームです。九州ラグビー界の最高峰リーグである「トップキュウシュウ」に所属しており、地域に根差した活動を展開しています。チームの愛称は「ブルーグルーパーズ」として親しまれています。

成績の推移

FFGブルーグルーパーズは、トップキュウシュウのリーグ戦において、長年にわたり熱戦を繰り広げてきました。その戦績は以下の通りです。

リーグへの参戦初期、チームはトップキュウシュウBに所属していました。2003-2004シーズンは8位、2004-2005シーズンは5位という成績を収めました。迎えた2005-2006シーズンには、トップキュウシュウBで見事優勝を果たしましたが、入替戦の結果、このシーズンはトップキュウシュウBへの残留となりました。その後も、2006-2007シーズンから2009-2010シーズンにかけて、4シーズン連続でトップキュウシュウBの3位となるなど、安定した上位争いを展開しました。

そして、2010-2011シーズン、再びトップキュウシュウBで優勝を飾り、念願のトップキュウシュウAへの昇格を果たしました。トップキュウシュウAでの最初のシーズンとなった2011-2012シーズンは5位という成績で終えました。しかし、2012-2013シーズンは予選リーグ5位、決勝リーグでは下位グループで苦戦し6位となり、入替戦に敗れて再びトップキュウシュウBへの降格を経験しました。

トップキュウシュウBに戻った2013-2014シーズンは、圧倒的な強さを見せ、4勝1分という成績で優勝。入替戦にも勝利し、わずか1年でトップキュウシュウAへの復帰を決めました。

トップキュウシュウA復帰後のシーズンも、チームは厳しい戦いを続けました。2014-2015シーズン、2015-2016シーズン、2016-2017シーズンと、3シーズン連続で予選リーグを下位で終えながらも、決勝リーグや入替戦で粘りを見せ、トップキュウシュウAへの残留を果たしました。特に2015-2016シーズンは予選リーグ全敗という状況から、決勝リーグで勝利を挙げ、入替戦を制して残留を決めるという劇的な展開でした。

粘り強い戦いを経て、チームは着実に力をつけました。2017-2018シーズンには、予選リーグを3位で通過した後、決勝リーグの1-3位グループに進出し、最終順位2位というチームにとって大きな躍進となる成績を収めました。続く2018-2019シーズンも予選リーグ2位、決勝リーグで3位決定戦に進むも敗れ、3位となるなど、トップキュウシュウAの上位常連チームとしてその存在感を示しました。

2019-2020シーズンは4位という成績でしたが、その後、新型コロナウイルスの影響により2020-2021シーズンと2021-2022シーズンはリーグ戦が中止となりました。

リーグが再開された2022-2023シーズンには、3勝2敗の成績で3位となりました。2023-2024シーズンは予選リーグで苦戦し1勝3敗の5位となりましたが、入替戦に勝利しトップキュウシュウAへの残留を決めました。そして、2024-2025シーズンからはリーグの形式が変更され、カンファレンスBで2位（2勝1敗）となり、順位決定戦を経て最終的に3位となるなど、引き続きトップキュウシュウの主要なチームとして活躍しています。

FFGブルーグルーパーズは、金融機関のチームとして、仕事とラグビーを両立させながら高いレベルを目指し、トップキュウシュウの舞台で多くの歴史を築いてきました。その愛称の通り、青いジャージの戦士たちは、これからも九州ラグビー界に貢献していくことでしょう。

もう一度検索