福島県道・宮城県道228号相馬大内線

福島県道・宮城県道228号相馬大内線

福島県道・宮城県道228号相馬大内線は、福島県相馬市と宮城県伊具郡丸森町を結ぶ一般県道です。

概要

この県道は、福島県浜通り北部と宮城県南部を繋ぐ役割を担っています。相馬市中心部の一部区間は、かつての国道113号のルートにあたります。

起点: 福島県相馬市西山字表西山
終点: 宮城県伊具郡丸森町大内字町
総延長: 不明（宮城県内: 不明、福島県内: 11.886 km）
実延長: 不明（宮城県内: 不明、福島県内: 総延長に同じ）
路線認定年月日: 1996年8月20日

バイパス

黒木バイパス（相馬市）

黒木バイパスは、相馬市内の交通円滑化のために建設されました。

起点: 相馬市黒木字御門
終点: 相馬市初野字金谷内
延長: 2,240 m
幅員: 6.0（9.0） m

黒木地区の旧道は道幅が狭く、車両のすれ違いが困難な状況でした。また、相馬中核工業団地の企業進出に伴い、大型車両の交通量が増加し、通学時間帯の児童の安全確保が課題となっていました。これらの問題を解決するため、集落の西側を迂回するバイパスが2010年度から事業化され、2014年2月22日に開通しました。

バイパスの開通により、交通の円滑化だけでなく、東日本大震災後の仮設住宅への入居者の増加による渋滞緩和も期待されています。2018年3月30日には、旧道部分の県道指定が解除され、相馬市道へ移管されました。

道路施設

笹川橋

全長: 17.0m
幅員: 10.3m
竣工: 1994年

相馬市中村字笹川から小野字笹川、黒木字諏訪田に至る区間に位置し、二級水系小泉川水系右支小泉川を渡ります。橋の終点側には、福島交通笹川橋バス停が設置されています。

新北川原橋

全長: 14.8 m
幅員: 6.0(9.0) m
形式: PC単純プレテン床版橋
竣工: 2013年8月
施工: ピーエス三菱

相馬市黒木に位置し、二級水系小泉川を渡ります。黒木バイパスの整備に伴い、2012年度から道路橋梁整備事業として建設されました。総工費は約5800万円です。

堂前橋

全長: 10.0m
幅員: 11.0m
竣工: 1992年

相馬市初野字払川にて二級水系地蔵川水系払川を渡ります。

一の沢橋

全長: 15.5m
幅員: 15.7m
竣工: 1994年

相馬市初野字初野町から字西原に至る区間に位置し、二級水系地蔵川を渡ります。

沿革

2018年3月30日、相馬市中村字大町から中村字外並田までの相馬市中心市街地を通る旧来のルート1,243mが県道指定を外れ市道に移管され、相馬市西山字表西山を起点とする新道1,243mにルートが一本化されました。

通過する自治体

福島県
相馬市
宮城県
伊具郡
丸森町

接続する道路

相馬市内
国道115号・福島県道34号相馬浪江線（西山字表西山 起点）
丸森町内
国道113号（大内字町 終点）

周辺施設

相馬市役所
相馬郵便局
馬陵公園
相馬中村城跡
相馬市立桜丘小学校
羽黒温泉
旗巻峠
旗巻古戦場
天明高原
斉川温泉
青葉温泉

関連項目

福島県の県道一覧
* 宮城県の県道一覧

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