福島県道352号布沢横田線

福島県道352号布沢横田線は、福島県南会津郡只見町を起点とし、大沼郡金山町に至る一般県道です。総延長は12.435kmで、その全線が実際に車両が通行できる実延長となっています。路線が認定されたのは1959年8月31日と古く、地域住民の生活を支える重要な役割を担ってきました。

路線の特徴

この県道は、只見町と金山町を結ぶ山間部の路線であり、冬季には交通不能となる区間が存在します。具体的には、南会津郡只見町布沢字片道から大沼郡金山町山ノ入字鮭立にかけての7.8kmの区間（只見・金山町境の松坂峠）が、積雪のため閉鎖されます。この区間を通行する際は、事前に道路状況を確認することが重要です。

道路施設

主要な道路施設としては、山入川に架かる鮭立橋があります。この橋は全長15.0m、幅員5.0mで、1972年に竣工しました。鮭立橋は、金山町山入字田中の山入川を渡る際に利用されます。

通過する自治体

福島県道352号布沢横田線が通過する自治体は、以下の通りです。

南会津郡只見町
大沼郡金山町

接続・交差する道路

この県道は、以下の道路と接続・交差しています。

只見町内：福島県道153号小林会津宮下停車場線（起点）
金山町内：国道252号（終点）

沿線情報

沿線には、以下の名所・施設があります。

松坂峠：只見町と金山町の境に位置する峠。豊かな自然が残されており、四季折々の風景を楽しむことができます。
大岐ダム：只見川に建設されたダム。ダム湖周辺は公園として整備されており、観光スポットとなっています。

福島県道352号布沢横田線は、これらの地域を結び、生活や観光を支える重要な役割を果たしています。通行の際には、冬期交通規制に注意し、安全運転を心がけてください。

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