福島県道379号矢祭棚倉自転車道線

福島県道379号矢祭棚倉自転車道線、通称「久慈川自転車道」は、福島県東白川郡矢祭町から棚倉町に至る全長約23kmの一般県道です（うち1kmは未供用）。久慈川の清流に沿って走るこの道は、サイクリングを楽しむ人々にとって魅力的なルートとなっています。

路線の概要

起点：東白川郡矢祭町関岡
終点：東白川郡棚倉町棚倉
延長：23 km（うち未供用1 km）

道路施設

この自転車道には、久慈川やその支流を渡るための様々な橋梁が架けられています。以下に主な橋梁を紹介します。

新矢祭橋
全長：162.0m
主径間：33.0m
幅員：3.8m
形式：5径間単純PCポステンT桁橋
竣工：1987年度
国道118号矢祭橋の上り線側人道橋として機能しており、大規模自転車道整備事業により建設されました。
田川橋
全長：62.0m
幅員：3.8m
竣工：1989年
久慈川水系田川を渡ります。
新久慈川橋
全長：128.3m
幅員：3.8m
竣工：1994年
福島県道・茨城県道196号石井大子線久慈川橋の下り線側人道橋として機能しています。
塙りんりん橋
全長：134.0 m
主径間：35.3 m
幅員：3.0 m
形式：単純合成鋼鈑桁橋 + H鋼桁橋（計5径間）
竣工：1986年度
豊岡橋
全長：60.0m
幅員：3.8m
竣工：1993年
棚倉町道（旧国道118号）豊岡橋の下流側人道橋として機能しています。
久慈橋
全長：60.3 m
主径間：29.65 m
幅員：7.5 m (10.2 m)
形式：2径間連続PCホロー桁橋
竣工：1985年
久慈川の河道付替により架替が必要となり、国道118号の橋梁工事として事業着手されました。歩道は自転車道の区間にあたるため広く取られています。

通過する自治体

東白川郡
矢祭町
塙町
棚倉町

接続・交差する道路

矢祭町内
国道118号（起点から久慈川を渡り終えるまで重複）
福島県道230号矢祭山八槻線
福島県道・茨城県道196号石井大子線（橋梁部分重複）
塙町内
国道118号
棚倉町内
国道289号
栃木県道・福島県道60号黒磯棚倉線旧道（終点）

沿線情報

矢祭山

久慈川のせせらぎを聞きながら、自然を満喫できる福島県道379号矢祭棚倉自転車道線。歴史ある橋梁を巡りながら、のんびりとサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

関連情報

福島県の県道一覧
* 日本の自転車道一覧

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