福島県道48号江名常磐線

福島県道48号江名常磐線

福島県道48号江名常磐線は、福島県いわき市内の沿岸部と内陸部を結ぶ主要地方道です。地域の足として、重要な役割を担っています。

概要

起点: いわき市江名字蒲ヶ作
終点: いわき市常磐関船町字堀田
総延長: 10.382 km
実延長: 10.303km

この路線は、いわき市の沿岸部である江名地区から、内陸部の旧常磐市域を東西に連絡しています。

歴史

この路線の歴史は、1959年8月31日に福島県によって県道常磐江名港線として認定されたことから始まります。

1982年4月1日：主要地方道江名常磐線として指定
1983年1月11日：福島県が県道江名常磐線として県道路線に認定
1993年5月11日：建設省が江名常磐線として主要地方道に指定

路線状況

路線の状況について解説します。

道路施設

大沢トンネル

江名から小名浜上神白に跨るトンネルです。
全長：87.3m
幅員：6.5（8.5）m
工法：上部半断面先進工法
竣工：1976年3月
施工：加地和組
地方道改良事業により建設され、総事業費は当時の金額で4000万円でした。
日吉下橋・舘下橋（三沢川）
大平橋

常磐関船町2丁目に位置し、水野谷川を渡る橋です。
全長：27.7m
幅員：17.8m
竣工：1997年
橋上は3車線で、歩道も設置されています。東詰は旧国道6号と交差する常磐工番前交差点です。
関船跨線橋

JR常磐線を跨ぐ橋です。
全長：246.0m
主径間：30.6m
幅員：6.0（11.75）m
形式：（4+5）径間PC連続ポステン中空床版桁橋+PCバイプレ中空床版桁橋（計10径間）
竣工：2003年度
橋上は2車線で、歩道と地下歩道が設置されています。地域の通勤通学路確保と渋滞解消のために建設され、総工費は13億3千万円でした。
関船橋（湯本川）

地理

通過する自治体

福島県
いわき市

交差する道路

福島県道15号小名浜四倉線（起点）
福島県道26号小名浜平線
国道6号常磐バイパス - 直接接続せず、市道が取付道路の役割
福島県道20号いわき上三坂小野線（福島県道66号小名浜小野線重用区間）
福島県道56号常磐勿来線（終点）

沿線

小名浜カントリー倶楽部
かしま病院
いわきエブリア
常磐鹿島工業団地
ハニーズ物流センター
クリナップいわき工場
古河電池いわき工場
いわき中央警察署常磐分庁舎

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