福田俊

福田 俊（ふくだ すぐる）

福田俊は1996年12月14日生まれのプロ野球選手で、北海道札幌市手稲区出身の左投手です。現在、北海道日本ハムファイターズに所属しています。彼のキャリアは、多くの挑戦と成果に満ちています。

経歴

プロ入り前

福田は札幌市立手稲山口小学校で野球を始めました。小学4年時に神奈川県小田原市に引っ越した後、小田原ボーイズで腕を磨きました。横浜創学館高等学校では、3年生春の県大会でベスト8の成績を収めましたが、甲子園出場は果たせませんでした。その後、星槎道都大学へ進学し、1年生の時から中継ぎ投手として活躍。特に3年秋の札幌六大学野球一部リーグではMVPに輝き、チームを優勝へと導きました。大学4年間で、リーグ戦では通算13勝4敗の成績を記録しました。

2018年10月、福田はドラフト7位で北海道日本ハムファイターズから指名を受け、同年11月に契約を結びました。

日本ハム時代

2019年シーズンは、福田にとって初めてのプロ一年目でしたが、怪我やチャンスが巡らず、一軍での登板機会はありませんでした。二軍では51試合に登板し、防御率4.90の成績でした。

2020年は新型コロナウイルスの影響で不安定なスタートを切ったものの、7月に一軍に昇格。初登板を果たし、プロ初ホールドを取得するなど徐々に成績を向上させました。最終的に30試合に登板し、防御率は3.26でした。

しかし、2021年は期待に反し、出場機会は限られ、最終的には二軍での成績が主となりました。2022年になると、福田は再び良いプレーを見せ12試合に登板し、ほとんど失点を許さない安定感を誇りました。特にこの年、防御率は0.87という素晴らしい成績を記録しました。

2023年にはチームメイトの名前が変更され、福田も新たな意気込みでシーズンに臨みました。怪我に見舞われたものの、二軍で安定した成績を残し、シーズン初登板時には重要な局面で無失点の投球を披露しました。期間中にはプロ初勝利を達成し、シーズン通して無失点が続きました。29試合での無失点は球団記録となり、話題となりました。

選手としての特徴

福田は、最速149km/hのストレートやスライダー、フォークを駆使する投手です。身長171cmという小柄な体格ですが、左のスリークォーターから投げ込む鋭い球は打者にとって脅威となります。愛称は親しみを込めて「福ちゃん」と呼ばれており、ファンの間での人気も高まっています。

まとめ

福田俊は、今後の成長が期待される選手です。その左腕から繰り出される球は、打者にとって厄介な存在であり続けるでしょう。彼の活躍に目が離せません。

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