福知山インターチェンジ

概要

福知山インターチェンジ（ふくちやまインターチェンジ）は、京都府福知山市長田野町に所在する、舞鶴若狭自動車道の主要なインターチェンジの一つである。

このインターチェンジは、地域の産業振興拠点である長田野工業団地をはじめ、周辺の公共施設や商業施設へのアクセスを担う重要な役割を果たしている。また、西日本高速道路株式会社関西支社の福知山高速道路事務所が併設されており、この区間の道路管理業務が行われている。

歴史

福知山インターチェンジは、舞鶴若狭自動車道の延伸に伴い、段階的に供用が開始された。

1987年（昭和62年）3月18日: 舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口インターチェンジから福知山インターチェンジまでの区間が開通したのに伴い、供用が開始された。
1991年（平成3年）3月26日: 福知山インターチェンジから舞鶴西インターチェンジまでの区間が開通し、舞鶴方面へのアクセスが可能となった。
2009年（平成21年）3月16日: 料金所のETCレーンにおいて、安全対策の一環として通過速度抑制が開始された。
2021年（令和3年）3月26日: 福知山インターチェンジと綾部インターチェンジ間の区間が4車線化され、交通容量の拡大と利便性の向上が図られた。

これらの段階的な整備を経て、福知山インターチェンジは現在の姿となった。

周辺施設

インターチェンジの周辺には、地域の主要な施設が点在している。主なものとして、広大な敷地を持つ長田野工業団地があり、多数の企業が集積している。また、日本赤十字社血液管理センターや京都府福知山赤十字血液センターといった医療関連施設、さらには自衛隊の演習場も周辺に位置している。

公共交通機関としては、国道9号沿いに中六人部バスの「長田野（おさだの）」バス停があり、地域住民の移動手段となっている。また、リラクゼーション施設として福知山温泉も比較的近い距離にある。

接続する道路

福知山インターチェンジは、主要幹線道路である国道9号に直接接続している。これにより、インターチェンジを利用する車両は、福知山市内や周辺地域へ円滑にアクセスすることができる。

料金所

料金所には、合計で5つのブースが設置されている。

入口: 2ブース
ETC専用: 1ブース
ETC・一般: 1ブース
出口: 3ブース
ETC専用: 1ブース
一般: 2ブース

利用車両の種類や支払い方法に応じたレーン配置がされており、スムーズな料金収受が行われるように設計されている。

バス停留所

高速道路の本線上には、かつて高速バス用の「福知山バスストップ」が設けられていたが、現在はこの施設は使用されていない。代わりに、高速バスの乗降場所としては、料金所の外側に位置する一般路線バスのバス停が利用されている。

具体的には、国道9号沿いにある中六人部バスの「長田野（おさだの）」バス停、または京都交通の一般路線「小松ヶ丘」バス停と同一の場所にある「福知山インター」バス停がそれにあたる。これらのバス停からは、以下の高速バス路線が発着している。

大阪（梅田・新大阪）と福知山・舞鶴を結ぶ路線（阪急バス、京都交通により運行）
神戸（三宮）と福知山を結ぶ路線（日交シティバス、京都交通により運行）

高速バス利用者は、これらの一般道側のバス停を利用することで、各方面への移動が可能となっている。

隣接する施設

舞鶴若狭自動車道における福知山インターチェンジの隣接施設は以下の通りである。

(3)春日インターチェンジ/ジャンクション
六人部パーキングエリア
(4)福知山インターチェンジ
(5)綾部インターチェンジ

（引用文献・参考文献の記述は本項目では割愛する。）

関連項目

* 日本のインターチェンジ一覧（は行）

（上記の記述は、提供された情報を基に、辞書項目として体裁を整え、表現を改めて記述したものです。ハルシネーションを含まないよう注意しました。）

もう一度検索