福緒唯

福緒 唯（ふくお ゆい）

福緒唯は、1994年4月25日生まれの日本の声優、アイドル、バスケットボール選手として活躍しています。出身地は兵庫県で、81プロデュースに所属しています。また、彼女はガールズユニット「A応P」の元メンバーでもあります。

略歴

福緒は子供の頃から自分の高い声をコンプレックスに感じていましたが、母校の教師から「その声を活かせる仕事がある」とアドバイスを受け、自らの声を仕事に活かす決意をしました。しかし高校時代には父からの「安定した仕事に就いてほしい」という思いもあり、大学に進学しましたが、声優の道をあきらめられずにいました。2013年には第7回81オーディションに応募し、スタジオディーン賞を受賞。その結果、養成所に通うことが決まり、父も了承し、声優としての道を切り開いたのです。

2015年8月には、A応Pの追加メンバーオーディションに合格。その後イメージカラーの緑を持つメンバーとして活動を行い、2016年には声優アワードで特別賞を受賞しました。2016年4月1日には、正式に81プロデュースのジュニアとして声優活動をスタートしましたが、2018年2月28日付でA応Pを卒業し、声優業に専念することを発表します。

この年には、新人女優賞を受賞し、また声優としての活躍の幅を広げました。同年8月には、声優による初のバスケットボールリーグ「声優Jrバスケ3×3 SJ3.LEAGUE」に参加するディスカッションにも名を連ねました。そして2023年8月には、自らが出演するテレビアニメ『レベル1だけどユニークスキルで最強です』のエピソード6の脚本も担当しています。

人物像

福緒は関西弁を話し、青春を描いたキラキラしたアニメが大好きで、特に『花咲くいろは』や『イナズマイレブン』、『イクシオン サーガ DT』が好きな作品に挙げられています。趣味としてはフォント探しやプログラミング、百人一首に取り組むなど多彩な一面を持っています。また、子供の頃から好んで食べていたどうぶつヨーチやたまごボーロ、ショートブレッドなどが彼女のお気に入りです。好きな言葉は「全力前進」というフレーズで、その精神を大切にしています。

出演作品

福緒唯は、数多くのテレビアニメや劇場アニメ、ゲーム、ドラマCD、舞台などでの活動を展開しています。特に、以下の作品にその名を刻んでいます。

• - テレビアニメ: 『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』でのユピテ役、『ReLIFE』のバレー部後輩、『異世界はスマートフォンとともに。』のリンゼ・シルエスカ役など、多様なキャラクターを演じています。
• - 劇場アニメ: 『ポッピンQ』でニャオス役を務め、親しみやすい演技が評価されました。
• - ゲーム: 『キングスレイド』や『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』などの人気ゲームでも声を担当。

福緒唯の活動は、声優業だけに留まらず、多岐にわたります。彼女の今後の活躍が楽しみです。

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