秋山龍

秋山龍（あきやま とおる）は、1905年2月28日に生まれ、2000年1月3日に94歳で亡くなった日本の運輸官僚です。

彼は、京都帝国大学法学部を1928年に卒業後、逓信省に入省し、そのキャリアをスタートさせました。淀橋郵便局での勤務を経て、海運局次長、運輸省参事官、海運局長など、運輸行政における重要な役職を歴任しました。

1948年には海運総局長官に就任し、その後1949年6月には運輸事務次官に任命されました。1952年1月に運輸省を退官。

退官後、秋山は民間部門でその手腕を発揮しました。日本空港ビルデングの設立に尽力し、民間資本を導入して1953年に初代社長に就任しました。その後は相談役として、同社の発展に貢献しました。

また、1965年には東京モノレール社長に就任し、都市交通の発展にも寄与しました。その他、東京シティ・エアターミナル会長、ロイヤルパークホテル社長、国際港湾協会初代事務総長、日本航空協会会長（1991年）など、多岐にわたる要職を歴任しました。

秋山龍は、日本の運輸行政と民間航空の発展に大きく貢献した人物として、その名を歴史に刻んでいます。

主な役職

海運総局長官
運輸事務次官
日本空港ビルデング初代社長
東京モノレール社長
東京シティ・エアターミナル会長
ロイヤルパークホテル社長
国際港湾協会初代事務総長
日本航空協会会長

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