秋田県立中央公園陸上競技場

秋田県立中央公園陸上競技場の概要

秋田県立中央公園陸上競技場は、秋田県秋田市雄和に位置するスポーツ施設です。ここは、秋田県立中央公園内にあり、秋田県総合公社によって管理されています。この競技場は、陸上競技をメインとした専用の施設で、さまざまな大会やイベントが行われています。特に、陸上競技の大会では、選手や観客が一堂に会し、熱い戦いを繰り広げる姿が見られます。

施設の特徴

メイン競技場

メイン競技場は、日本陸上競技連盟公認の第1種競技場であり、400メートルトラックが9レーン設置されています。このトラックは、高度な競技に対応可能な仕様となっており、多くの選手が利用しています。また、収容人数は22,000人で、メインスタンドに7,000人、ベンチに5,686人、芝生席に9,314人が座ることができます。ただし、ナイター設備は整っていませんので、昼間の競技が主に行われます。

補助競技場

補助競技場も同様に整備されており、日本陸上競技連盟の第3種公認を受けています。こちらには、400メートルトラックが8レーンと、100メートルの直線トラックが10レーン設けられています。これに加えて、さまざまな陸上競技を行うための投擲場も設けられており、砲丸投げや槍投げ、ハンマー投げと円盤投げのための専用スペースがあります。

歴史

この競技場は1984年に建設され、昭和59年度全国高等学校総合体育大会（インターハイ）のための会場として使用されました。その後の2001年には、ワールドゲームズの競技会場としても利用され、国内外の選手たちが集まりました。また、2007年には秋田わか杉国体が開催され、その中で開閉会式や陸上競技が行われ、施設の重要性がさらに高まりました。

アクセス

アクセス面でも優れた立地にあり、秋田空港からは車でわずか5分の距離です。また、東日本旅客鉄道（JR東日本）の奥羽本線和田駅からは、車で約10分でアクセス可能です。非常に便利な位置にあるため、多くの観客が訪れやすいのが特徴です。

このように、秋田県立中央公園陸上競技場は、様々な陸上競技やイベントの開催に適した場所であり、地域のスポーツ文化の発展に寄与しています。

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