秋田県道104号男鹿昭和飯田川線

秋田県道104号男鹿昭和飯田川線は、秋田県の男鹿市と潟上市を結ぶ、全長約17.4kmの一般県道です。この路線は、地域の交通を支える重要な役割を担っています。

概要

県道104号は、男鹿市船越を起点とし、潟上市飯田川を終点としています。起点は国道101号との交差点にあり、そこから男鹿線の船越駅前を通り、上二田駅の先まで国道101号と男鹿線に並行して南東方向に進みます。潟上市天王字鶴沼台で再び国道101号に合流した後、昭和大久保のランプで分岐します。奥羽本線を渡ると乱橋交差点に至り、ここで秋田県道303号秋田昭和飯田川線と合流し左折します。大久保駅前を通過後、和田妹川交差点で県道303号と分かれ、直進して国道7号・国道285号との交差点（飯塚古開交差点）が終点となります。

乱橋交差点から和田妹川交差点の間は、かつての国道7号の一部であり、乱橋交差点から終点までは旧国道285号だった区間です。

路線データ

総延長：17.406 km
実延長：14.094 km
起点：秋田県男鹿市船越字内子（国道101号交点）
終点：秋田県潟上市飯田川飯塚字古開（国道7号・国道285号交点、飯塚古開交差点）
未供用区間：なし

歴史

1959年2月17日に秋田県道として認定されました。2002年には国道101号バイパスの供用開始に伴い、一部区間で重複区間が設定され、支線が廃止されました。2003年には国道101号の重複区間が変更されています。

路線状況

重複区間：
国道101号（潟上市天王字鶴沼台 - 潟上市昭和大久保字イカリ沖）
秋田県道303号秋田昭和飯田川線（潟上市昭和乱橋 - 潟上市飯田川和田妹川）
秋田県道229号古井内大久保停車場線（潟上市昭和大久保字街道下 - 潟上市昭和大久保字虻川境）
冬期閉鎖区間：なし
交通不能区間：なし

地理

沿線には、男鹿線や奥羽本線の駅、市役所の出張所、郵便局などの施設があります。

JR男鹿線：船越駅、天王駅、二田駅、上二田駅
JR奥羽本線：大久保駅
その他施設：東湖八坂神社、潟上市役所天王出張所、天王郵便局、潟上市役所昭和出張所、潟上市役所飯田川出張所

県道104号は、男鹿半島へのアクセス道路としても機能しており、観光客にとっても重要な路線です。地域住民の生活を支えるとともに、観光振興にも貢献する、秋田県にとって欠かせない道路と言えるでしょう。

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