秘密の音園(ひみつのおとぞの)
『秘密の音園』は、
中国放送(RCC)で
2001年4月1日から
2012年3月30日まで、毎週
火曜日から
金曜日の21:50から23:50に
生放送されていたリクエスト型の音楽
ラジオ番組です。
概要
番組タイトルに「音園」とあるように、基本は
音楽番組ですが、「夜の音楽バラエティ」という側面も持ち合わせており、曜日によってはバラエティ色が非常に濃くなる点が特徴でした。メインパーソナリティは
中国放送の
青山高治アナウンサーが務め、曜日ごとにアシスタントや番組スタッフ(
ディレクターやアルバイト)も出演し、賑やかなトークを繰り広げていました。
歴史
番組は
2001年4月1日にスタートしました。当初は月曜日から木曜日までの深夜24:00から30分間の収録放送でしたが、
2002年4月に『CD-DOG COUNTDOWN』の放送終了に伴い、
金曜日の24:05から25:00に
ランキング番組『ラ・ラ・
ランキング』が新たに開始されました。
2004年8月3日には放送時間が22:00から23:59に移り、
2005年4月5日からは21:50から23:59の2時間10分という形で放送されました。その後、
2008年4月1日より21:50から23:50の2時間編成に戻りました。
RCCカープナイターが延長された場合には、放送時間が短縮されることがありました。
2006年2月24日には番組の公式ブログが開設され、ポッドキャスティングも開始されました。2011年の元日にはRCCでスペシャル番組が放送されました。また、
2006年10月3日には番組のオフィシャルブックの発売が発表されました。
2007年4月3日からは、オビ10!の放送曜日が変更され、同日から
中国新聞ニュースは青山アナウンサーが毎日担当することになりました。
2008年6月には、青山アナウンサーが「秘密の音園」のパーソナリティとして、第45回
ギャラクシー賞のラジオ部門でDJパーソナリティ賞を受賞しました。
番組初期のメールアドレスは「
[email protected]」でしたが、2時間の拡大放送開始以降は「
[email protected]」が使用されるようになりました。
2009年6月3日には
生放送1000回を達成し、同年
12月15日には
生放送1111回を迎えました。
2010年6月10日には、
RCCカープナイターの延長により、放送時間が過去最短の5分(23:44開始)となるハプニングもありました。
2010年7月27日には
生放送1234回を達成し、同年12月17日にはアイ先生が番組を卒業しました。
2011年
11月11日には
生放送1500回を迎え、謎の音園グッズ第11弾が完成しました。
2012年3月6日には、同年
3月30日の放送をもって番組が終了(閉園)することが発表され、同年
3月25日には「カープフェスティバル 鯉祭り2012」で音園イベントが開催され、同年
3月30日に
最終回を迎えました。
タイムテーブル
番組では曜日ごとに様々なコーナーが設けられていました。(
2012年3月21日時点)
火曜日 - 木曜日
21:50 - オープニング
22:00 - 各曜日ごとのコーナー
22:55 -
中国新聞ニュース
23:15 - 各曜日ごとのコーナー
23:45 - エンディング
金曜日(秘密の音園F)
21:50 - オープニング
22:00 - 園Fテーマメール・FAX紹介
22:30 - クイズ勝手にmiwaニスト
22:55 -
中国新聞ニュース
23:00 - 園Fテーマメール・FAX紹介
23:45 - エンディング
主なコーナー
番組では数多くのコーナーが展開されました。
全曜日貫通コーナー
音園電波ジャック
単発コーナー
青山墓地の100物語
おでかけグランプリ
今日の広島カープ
秘密の音園F内のコーナー
冬季集中!受験生応援特別企画『志望校に入れぶん』
あに☆まるのクイズ勝手にmiwaニスト
広島修道大学プレゼンツ おしえて修大オリンポス
その他、多数のコーナーが存在しました。
スタッフ
個性的なキャラクターのスタッフが番組を盛り上げていました。
青山高治(DJ)
AZMAX(
ディレクター)
ノリカラちゃん(
ディレクター)
あに☆まる(アルバイト)
さほ(アルバイト)
谷野愛美(アシスタント)
備考
リスナーは「園リス」と呼ばれていました。
番組オリジナルキャラクターのデザインは、
漫画家の
しりあがり寿が担当しました。
2005年の聴取率調査で10代に最も聴かれる番組に選ばれました。
『秘密の音園』は、地域に根ざした
ラジオ番組として、多くのリスナーに愛され、惜しまれつつも
2012年に閉園しました。