秦まりな

秦 まりな氏について

秦 まりな氏（はた まりな）は、1987年12月26日に島根県出雲市で生まれ、地元山陰放送（BSS）のアナウンサーとして活躍しています。

経歴と歩み

島根県立出雲高等学校を卒業後、お茶の水女子大学に進学し、学業を修めました。大学卒業後、アナウンサーとしての第一歩をNHK松江放送局で踏み出しました。NHK松江では、2011年4月から2013年3月にかけて、地域情報番組『しまねっとNEWS610』のキャスターを務め、地元島根のニュースや話題を視聴者に届けました。

NHK松江での経験を経て、その後は福井テレビに移籍しました。福井テレビでは、報道番組『福井新聞ニュース・中日新聞ニュース』や情報番組『おかえりなさ〜い』など、幅広いジャンルの番組を担当し、アナウンサーとしての経験を積みました。この時期の経験は、その後のキャリアにおける基礎を築くものとなりました。

山陰放送での活躍

福井でのキャリアを経て、秦氏は地元である山陰地方に戻り、山陰放送（BSS）に入社しました。BSSでは、特に報道・情報番組の分野で中心的な役割を担っています。

長年にわたり担当しているのが、BSSの夕方の看板ニュース番組『テレポート山陰』です。秦氏は『テレポート山陰』において、時期によって様々な立場で番組を支えてきました。2016年4月から2019年3月まではサブ司会として番組を進行。その後、2019年4月からは2020年1月まで、月曜日から水曜日の総合司会として番組の「顔」を務めました。一度目の産休を経て復帰後、2021年4月から2022年5月にかけては、木曜日と金曜日の総合司会を担当。そして、二度目の産休からの復帰後、2023年4月1日からは木曜日と金曜日のキャスターとして、再び番組に携わっています。このように、『テレポート山陰』での役割を変えながらも、長きにわたり番組の重要なポジションを担い続けていることは、彼女がBSSにとって不可欠な存在であることを示しています。

また、『テレポート山陰』以外にも、情報番組『マルっと!とっとり』や、定時のニュース番組である『BSSニュース』（テレビ不定期）など、様々な番組に出演し、多岐にわたる活躍を見せています。

ライフイベントと仕事

秦氏は、仕事と並行して自身のライフイベントも大切にしています。二度にわたり産前産後休業・育児休業を取得しており、それに伴い担当番組を一時的に離れています。一度目は2020年1月の第3週をもってテレビのレギュラー番組から一時卒業し、復帰を果たしました。二度目は復帰後の2022年5月に再びテレビ番組から一時的に離れ、育児に専念しました。これらの期間を経て、再びメディアの世界に戻り、アナウンサーとしての活動を再開しています。

まとめ

島根県出雲市出身の秦まりな氏は、NHK松江、福井テレビを経て、地元山陰放送で確固たる地位を築いています。特に『テレポート山陰』における長年の貢献は特筆に値します。二度の産休を経てなお現場に復帰し、精力的に活動を続けるその姿は、多くの視聴者にとって身近で信頼できる存在として映っています。今後も山陰の暮らしに寄り添うアナウンサーとして、更なる活躍が期待されます。

もう一度検索