稲吉靖司

稲吉 靖司のプロフィール

稲吉 靖司（いなよし やすし）は、1933年10月18日生まれの日本の俳優で、東京都中野区野方が出身地です。旧芸名として稲吉 靖を使用していました。彼は明治大学商学部を卒業後、様々な劇団やプロダクションで経験を積み、俳優としてのキャリアを築きました。

略歴

稲吉は多くの劇団に所属しており、特に1954年に設立された劇団山王に参加しました。その後も、東京コドモサークル、劇団こけし座、衣笠プロ、東映、三木事務所などで活動を続けました。現在は劇団東俳東京校で演技や時代劇の講師を務めており、後進の育成にも貢献しています。

人物紹介

彼の声質はバリトンで、趣味や特技にはボクシングやスケートが含まれています。また、友人には人気タレントの毒蝮三太夫がいます。稲吉はその演技力から多くの作品に出演し、幅広い役をこなす実力派として知られています。

主な出演作品

映画

• - 青い真珠（1951年、東宝）
• - 七人の侍（1954年、東宝）
• - たけくらべ（1955年、新東宝） - 役名：丑松
• - 恐喝（1958年、東宝） - 役名：江川（昭東工業）
• - 東京新撰組（1961年、東映） - 役名：ファンキーの秀

テレビドラマ

稲吉はテレビドラマにも多く出演しており、以下はその一部です：

• - この青年に（1962年、TBS）
• - 七人の刑事（TBS）第1シリーズ 第90話「暗い道」（1963年）
• - 水戸黄門（多数のエピソードに出演）
• - ウルトラマン （1966年、TBS） - 役名：原田（科学センター警備員）
• - 太陽にほえろ! （数多くのエピソードに参加）

舞台作品

稲吉は舞台でも活躍しており、「油屋おこん」や「明治おんな橋」などに出演しています。

脚注

また、彼は吹き替えの仕事も行い、「ミステリー・ゾーン」などのシリーズで声優業にも精力的に取り組んでいます。稲吉 靖司はその豊富な経験と演技力で日本のエンターテインメント界に多大な影響を与え続けています。

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