稲城インターチェンジ

稲城インターチェンジについて

稲城インターチェンジ（いなぎインターチェンジ）は、東京都府中市に位置する中央自動車道のインターチェンジです。このインターチェンジは、高井戸方面（東京都心方面）への入口と、高井戸方面からの出口のみを備えたハーフインターチェンジとして機能しています。

歴史と構造

1995年（平成7年）4月14日、稲城大橋有料道路（現在は無料開放）と同時に開通しました。建設された場所は、調布ICと国立府中ICの間、10キロポスト地点です。当初は、高井戸方面からの下り線から稲城大橋への出口と、稲城大橋から高井戸方面への上り線入口のみが存在し、稲城市方面へのアクセスに特化した構造でした。その後、1998年（平成10年）3月30日に下り線から府中市内の一般道への出口が追加されましたが、府中市内からの入口は設置されていません。

料金所について

開通当初は、稲城大橋との接続部分に料金所が設けられ、稲城大橋有料道路の通行料金を徴収していました。しかし、稲城大橋が無料開放されたことに伴い、料金所は上り線入口のみに縮小されました。また、当初はETCレーンがなく、料金所係員による手渡しでのみETCカードが利用可能でしたが、2010年（平成22年）7月29日にETCレーンの暫定運用が開始され、同年9月28日に本格運用が開始されました。

2022年（令和4年）4月1日からは、入口料金所がETC専用化されました。出口には料金所がないため、非ETC車も引き続き利用可能です。

近隣の施設

当ICは高井戸方面のみのハーフインターチェンジですが、近接して八王子方面の出入口となる府中スマートインターチェンジ（府中SIC）が府中バスストップの施設を活用して整備され、2015年（平成27年）3月7日に開通しました。これにより、稲城大橋から一般道を経由して八王子方面への通行も可能になりました。

道路情報

E20 中央自動車道 （3-1番）

直接接続する道路
東京都道9号川崎府中線 稲城大橋（旧・稲城大橋有料道路）
東京都道9号川崎府中線（下り線から都道9号府中方面への出口のみ）

間接接続する道路
東京都道229号府中調布線（旧甲州街道）
国道20号（甲州街道）

料金所情報

中央道均一区間入口
ブース数：3
ETC専用：2
ETC・サポート（自動収受機）：1

隣接するインターチェンジ

E20 中央自動車道
(3) 調布IC - (3-1) 稲城IC - (3-2) 府中BS/SIC - (4) 国立府中IC

関連項目

日本のインターチェンジ一覧

外部リンク

東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社

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