立命館大学ラグビー部

立命館大学体育会ラグビーフットボール部

立命館大学体育会ラグビーフットボール部（りつめいかんだいがくたいいくかいラグビーフットボールぶ、Ritsumeikan University Rugby Football Club）は、立命館大学の体育会に所属するラグビーチームです。現在は、関西大学ラグビーリーグの最高峰であるAリーグに位置しています。

歴史

その歴史は古く、1929年に創部されました。戦時中の1943年から1945年にかけては活動を一時中断せざるを得ませんでしたが、戦後まもない1946年には、当時の関西大学リーグ（4校制）で早くも優勝を遂げるなど、初期から実力を示していました。

しかし、1965年に初めてBリーグへの降格を経験して以降、チームは長きにわたりAリーグとBリーグの間での昇降格を繰り返す時代を迎えます。この期間、トップリーグ定着に向けて厳しい戦いを強いられました。転機となったのは1992年で、この年にAリーグへの復帰を果たしてからは、安定したチーム力を背景にAリーグに定着し続けています。

活動拠点は、1998年に京都市の衣笠キャンパス（KIC）から滋賀県草津市のびわこ・くさつキャンパス（BKC）へと移転しました。2007年にはBKC内に専用の練習グラウンドであるBKCグリーンフィールドが開設され、恵まれた環境で練習に励んでいます。創部70周年を迎えた1999年には部歌が制定され、2009年には創部80周年を祝うなど、節目の年には記念行事も行われています。また、チーム強化策として、2003年には外国人ヘッドコーチを招聘するなど、新たな試みも行われました。近年の輝かしい実績としては、2001年と2013年に関西大学Aリーグでの優勝を果たし、強豪としての地位を確固たるものにしています。

現在の活動と拠点

現在、チームは関西大学Aリーグの舞台で熱戦を繰り広げています。日々の練習は、広大で整備されたBKCグリーンフィールドで行われており、選手たちはこの優れた環境の中でスキルアップを目指しています。近年のチーム戦績については、公式サイトなどで詳しく紹介されています。

チームの運営と強化は、学生主体で行われる部分と、経験豊富なコーチ陣による指導が組み合わされています。現在のチーム体制においては、島正輝選手（主将、No.8、大分舞鶴高出身）を中心に、中村颯汰選手（副将、CTB、大阪桐蔭高出身）、大本峻士選手（FWリーダー、HO、常翔学園高出身）、御池蓮二選手（BKリーダー、WTB、東海大大阪仰星高出身）といったリーダー陣がチームを牽引しています。

OBの活躍

本学ラグビー部出身者の中には、卒業後に日本のトップリーグなどで活躍するプロ選手も多数輩出されており、大学の誇りとなっています。

所在地

チームの主な活動場所であるBKCグリーンフィールドは、滋賀県草津市野路町2303-1に位置しています。

関連項目

立命館大学
立命館大学パンサーズ（アメリカンフットボール部）
関西大学ラグビーリーグ戦
日本の大学ラグビーチーム

外部リンク

立命館大学体育会ラグビーフットボール部に関する最新情報や活動状況については、以下の公式メディアで確認できます。

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