立居場光生

立居場光生（たていば みつお）

日本の電子工学者であり、九州大学名誉教授。また、元有明工業高等専門学校校長も務めた。

人物・経歴

1944年5月生まれ。

1967年に九州大学工学部電子工学科を卒業後、1969年には同大学大学院工学研究科電子工学専攻を修了。その後、九州大学の助手としてキャリアをスタートさせた。

1977年、九州大学にて工学博士号を取得。同年、長崎大学助教授に就任。

1983年には九州大学助教授として再び母校に戻り、1990年には同大学の教授に昇進。

2004年には九州大学大学院システム情報科学研究院長に就任し、大学の運営にも貢献。

2008年には有明工業高等専門学校校長に就任し、後進の育成に尽力。同年、九州大学名誉教授の称号を授与された。

受賞・叙勲

産学官連携における多大な貢献が認められ、2008年度に産学官連携功労者表彰総務大臣賞を受賞。

さらに、長年にわたる教育研究功労が評価され、2019年秋の叙勲において瑞宝中綬章を受章。

立居場光生は、電子工学の研究者としてだけでなく、教育者、大学運営者としても多岐にわたり活躍した人物である。その功績は、日本の学術界の発展に大きく貢献している。

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