立川只四楼

立川只四楼について

立川只四楼（たてかわ ただしろう）、本名内藤陽介（ないとう ようすけ）は、1979年6月18日生まれの落語家です。出身地については、岩手県盛岡市と神奈川県の両説があります。現在、太田プロダクションに所属し、東京NSC8期生として活動を始めました。その後、ピン芸人として「メンソールライト」という名前で知られていましたが、落語家へと転身しました。

来歴と活動

彼の芸人人生を遡ると、会津孝太とコンビを組んで『インジャリカン』として東京吉本に所属、2005年に解散後は、太田プロダクションに移籍します。その後『のみくい処』という名前で再結成し、再びボケ担当として活動を続けましたが、2008年に再度解散し、ソロ活動にシフトしました。彼の芸名「メンソールライト」は、土田晃之が命名し、「男（メン）がどん底（ソール）を経験した時に光（ライト）が見えた」という意味が込められています。

お笑いイベント「TEPPEN」では第7代TEPPENピンチャンピオンの称号を持ち、さらにはM-1グランプリ2010にも「本日は晴天なり」というコンビで出場しました。特技として中華料理に精通しており、横浜中華街での5年間のアルバイト経験も活かしています。

2015年10月、落語家に転身し、立川談四楼に入門しました。「立川只四楼」という芸名を授かり、独演会でその正体がファンに認知されるきっかけとなりました。

芸風

立川只四楼の芸風は主に漫談で構成されています。特に得意とするジャンルには立ち飲み漫談や落語家漫談があり、語り口調や仕草は立川談志に似ていると評判です。そのスタイルはピン芸人時代に談志のパフォーマンスを観て影響を受けた結果でもあります。彼のネタでは、テーマに沿ったジョークを挟むことが多く、観客が感心して笑わない際には、「拍手じゃなくて笑い声が欲しいんだよ」とコメントすることがあります。そして、ギャルに関するネタを数多く披露し、観客の笑いを誘っています。

出演番組

テレビ

• - コンビ時代: 会津孝太との活動時には、NHK教育テレビの「科学大好き土よう塾」や、テレビ東京の「給与明細」に出演しました。
• - ピン時代: ソロ活動に入ってからは、「爆笑ホワイトカーペット」、その後の「爆笑レッドカーペット」など、多岐にわたる番組出演が続きました。特に「エンタの神様」においては、第一回目の出演で冷やかな発火（ハッカ）点と名乗り、注目を集めました。さらに「オンバト+」での戦績も良好です。

ラジオ

また、放送メディアでも活動し、文化放送BSデジタルラジオチャンネルで「のーぎゃらくん」に出演しました。

まとめ

立川只四楼は、その特異な芸風と多彩な活動でお笑い界に名を馳せています。彼の変化に富むキャリアと独特のスタイルは、多くのファンに愛され続ける要因となっているでしょう。

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