立川市立若葉台小学校

概要

立川市立若葉台小学校は、東京都立川市若葉町1丁目に位置する公立小学校です。この学校は、けやき台団地地区にあったけやき台小学校と若葉町団地地区にあった若葉小学校が統合され、2018年に「若葉台小学校」として新たに開校しました。統合にあたっては地元住民からの反対の声があったものの、立川市議会で請願が採択され、強引に統廃合が進められました。新校舎は旧けやき台小学校の跡地に建設され、2021年に移転しました。新たな校舎が完成するまでの間、旧若葉小学校が利用されました。

この学校では通学における交通安全も重要視され、多くの交通量がある五日市街道を渡る際には、地元ボランティアが児童を見守る取り組みが行われています。

沿革

• - 2015年（平成27年）

3月には、「けやき台小学校と若葉小学校の統合及び新学校建設に関する請願」が立川市議会に提出され、地元の意見は無視される形で強行採択されました。同年9月には教育委員会で統合が決定しました。

• - 2018年（平成30年）

3月28日には若葉台小学校の公式ホームページが開設され、同年3月31日に旧2校が閉校されました。翌日、4月1日には新たに若葉台小学校が開校し、6日には開校記念式典が行われました。9月には校歌の歌詞が決定し、11月12日には校章が制定されました。

• - 2019年（平成31年・令和元年）

2月9日には開校式にて校章と校歌のお披露目が行われ、この日が開校記念日となりました。また、7月3日から2021年2月26日まで新校舎建設工事が進められました。

• - 2021年（令和3年）

3月26日より新校舎への移転作業が開始され、4月12日には新校舎が使用開始されました。

学区

若葉台小学校の学区には若葉町の1丁目から4丁目までが含まれるほか、国分寺市に近い地域では国分寺市立第八小学校の学区に接する部分も存在します。このエリアでは、通学の便を考えると若葉台小学校が近い家庭もあります。

進学先中学校

卒業生は立川市立立川第九中学校に進学することが一般的です。

アクセス

立川市立若葉台小学校へのアクセスは便利で、多数のバス路線が周辺を走っています。市バス「立51」や「国21」に乗車し、終点の「けやき台団地」からは徒歩約6分で正門に到達できます。その他のバス路線も利用でき、最寄りの「若葉台三丁目南」バス停から徒歩数分の距離です。

周辺環境

学校の南西側は国分寺市との市境になっており、地域にはロードサイドの店舗が点在しています。近隣にはUR都市再生機構のけやき台団地や公園、他の保育園などもあり、児童たちが生活する環境は充実しています。また、周辺には多くの団地やマンションも点在しており、埋蔵文化財や地域活性化の取り組みも行われています。

立川市立若葉台小学校は、地域の歴史と共に歩む学校として、多くの児童に教育を提供しています。

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