立川志らら

立川志ららの紹介

基本情報

立川志らら（たてかわ しらら）は、1973年6月26日生まれの落語家で、本名は柴田賢二（しばたけんじ）です。彼は神奈川県の横浜市出身で、現在は落語立川流に所属し、真打として活躍しています。

学歴と落語家としての道

志ららは桐蔭学園高校を卒業した後、専修大学に入学しますが中退します。その後、大正大学地域構想研究所で客員研究員として活動していました。大学在学中は落語研究会に属し、前座として「松竹亭御偉山」と名乗りましたが、後に「三代目松竹亭かぐや姫」としても知られています。立川談修の後輩であり、落語の世界に足を踏み入れました。

1997年5月に立川志らくに入門し、前座名として「志らら」を名乗りました。彼のキャリアが本格的に始まったのは、2002年5月に立川談志の孫弟子として二ツ目に昇進してからです。前座時代から高田文夫の預かり弟子として付き人として活動し続けています。

真打昇進までの道のり

真打昇進は、兄弟子である立川こしら、弟弟子の立川志ら乃に先を越されましたが、志ららは2015年10月1日付で真打に昇進しました。昇進トライアルは2015年9月23日に行われ、同年には他の弟子と共に真打昇進披露パーティーも盛況に開催されました。その後、2016年には単独の真打昇進披露パーティーを開き、特別な興行も行われました。

最近の活動と貢献

2021年には、大正大学の地域活性化プロジェクト一環として巣鴨地蔵通り商店街にオープンした「志學亭」の店長に就任しました。彼の落語会は定期的に開催されており、地域の文化活動にも貢献しています。また、2024年には落語立川流の事務方としての役割も果たす予定です。

人物像とエピソード

立川志ららは、高校時代に桑田佳祐に憧れており、同じ鎌倉学園高校と桐蔭学園高校に進学希望を持ちながら、結局偏差値の高い桐蔭学園へ進むことに決めました。また、青山学院大学を浪人して受験したが、志ららは受からなかったこともあり、彼の青春時代のエピソードとして知られています。

彼は人柄が良いことで知られ、特に目がつぶらで可愛らしいという特徴があります。さらに、立川こしらと共に「平成立川ボーイズ」というユニットを結成し、『オールナイトニッポンR』に出演したこともあります。

志ららは結婚しており、妻は清水ミチコのマネージャーをしていた方です。彼らは6年間付き合いながら、周囲には秘密にしていたため、サプライズ的な発表となったエピソードもあります。また、野末陳平との親交があり、彼の政治活動を夫婦で支援するなど、積極的な参加姿勢を見せています。

現在、2023年時点で、落語立川流発足以降に入門した中で真打に昇進した唯一の落語家として、公式なホームページや一般向けのSNSアカウントを持たない点も注目を集めています。

出演番組

立川志ららはテレビやラジオで多くの番組に出演しています。特に、NHKの新人演芸大賞においては2008年と2010年に落語部門で選ばれた経歴があります。最近ではニッポン放送の『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』などに出演し、幅広いファン層を誇っています。

これからの活躍にも期待が寄せられる立川志ららの今後について、目が離せません。

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